・FOMC後に株価は急落し、債券利回りは急上昇した。パウエルFRB議長が利下げペース鈍化を示唆したため。トランプ氏の再登場で盛り上がっていたマーケットに水を差した格好だが、早くもトランプ政権の登場に対する警戒感が浮上した。

・昨日から日銀の金融政策決定会合が始まっている。米国の利下げ鈍化見通しに対して植田日銀はどう対応するのか。政策金利は据え置く見通しだが、来年度の見通しはどうなるか。今日の午後に予定されている植田総裁の記者会見が注目される。

・国民民主党が3党協議から撤退した。今後の政局に大きな影響を及ぼしそうだが、石破総理の影の薄さが気になる。自民党内でも権力闘争が一段と激しくなるのではないか。政局のキャスティングボードは維新に移るのかもしれない。政局混乱の予兆しか。