Mark Gurman
米メタ・プラットフォームズは人工知能(AI)機能をより多くの製品に組み込むことを目指し、人気のスマートグラス(眼鏡型端末)のアップグレードに取り組んでいるほか、腕時計やカメラ付きイヤホンなど新しいウエアラブル端末の可能性を模索している。
事情に詳しい複数の関係者によると、この取り組みには、「オークリー」ブランドのアスリート向けスマートグラスの年内の開発が含まれる。また、メタのデバイス部門リアリティー・ラボは、2025年にディスプレー内蔵の新型ハイエンドグラスの発売も計画しているという。未発表の取り組みだとして関係者は匿名を条件に話した。
それ以外に開発中の製品は、アップルのスマートウオッチやワイヤレスイヤホン「AirPods」と競合するものになると関係者は述べた。また、メタにとって初となる真の拡張現実(AR)製品の開発を27年ごろのリリースに向けて進めている。同社の担当者は計画に関してコメントを控えた。
原題:Meta Plans Oakley-Branded Glasses, Explores Watches and Earbuds(抜粋)