▽ロシアとウクライナ、1000人の捕虜交換完了 開戦後最大規模<ロイター日本語版>2025年5月26日午前 7:18 GMT+9

[モスクワ/キーウ 25日 ロイター] – ロシアとウクライナは25日、1000人ずつの捕虜交換を完了した。ロシア国防省とウクライナのゼレンスキー大統領が明らかにした。ウクライナ戦争開戦後で最大規模の捕虜交換となった。
捕虜交換は23日から3日間にわたって実施。民間人120人も含まれている。25日には両国がそれぞれ303人の捕虜を交換した。
ロシアとウクライナは今月16日、約3年ぶりに直接交渉を実施。停戦を巡る溝は埋まらなかったが、捕虜1000人ずつを交換することで合意した。
ロシアのラブロフ外相は23日、捕虜交換の完了後、長期和平合意に向けた提案をウクライナに提示する用意があると述べた。 もっと見る
ロシア軍は25日にかけ、首都キーウを含むウクライナの複数都市にドローン298機とミサイル69発による大規模攻撃を行った。関係者によると、死者12人と多数の負傷者が出ている。 もっと見る
ロシア国防省は4時間で95機のウクライナのドローンを迎撃・破壊したと表明。首都モスクワ市のソビャニン市長は同市に向かっていたウクライナのドローン12機を迎撃したと述べた。
▽ロシアがウクライナに大規模空爆、子ども含む12人が死亡<ロイター日本語版>2025年5月26日午前 6:08 GMT+9

[キーウ 25日 ロイター] – ロシア軍は25日にかけ、首都キーウを含むウクライナの複数都市にドローン298機とミサイル69発による大規模攻撃を行った。関係者によると、死者12人と多数の負傷者が出ている。
死者には北部地域の子ども3人が含まれる。
ゼレンスキー大統領はトランプ米大統領に対して声を上げるよう求めた。
SNSのテレグラムに「米国の沈黙、世界の他の国々の沈黙はプーチン大統領を勇気づけるだけだ。ロシアによるこのようなテロ攻撃は全て、新たな制裁の十分な理由となる」と投稿した。
ウクライナ空軍によると、ロシアは夜間攻撃で298機のドローンと69発のミサイルを発射。このうちドローン266機とミサイル45発は撃墜された。
被害はウクライナ第2の都市ハルキウをはじめ、南部のミコライウ、西部のテルノーピリなど地方の中心都市にも及んだ。
クリメンコ内相は12人が死亡し、60人が負傷したと述べた。
