▽プーチン氏が安倍昭恵さんと面会、「元首相の夢は平和条約締結だった」<ロイター日本語版>2025年5月30日午前 8:58 GMT+9

[29日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は29日、クレムリンで故安倍晋三元首相の妻である昭恵さんと面会し、安倍氏が平和条約締結を夢見ていたことを知っていると述べた。ロシアメディアが伝えた。

報道によると、安倍氏の9年近くの首相在任中に計27回会談したプーチン氏は「彼の夢が2国間の平和条約締結だったことを知っている。今は状況が異なる」と話し、ウクライナ紛争がある現在の国際情勢下でその夢の実現は不可能との認識を示した。

プーチン氏が安倍昭恵さんと面会、「元首相の夢は平和条約締結だった」

昭恵さんに「(安倍氏は)ロ日関係の発展に多大な貢献をした。われわれは非常に良好な個人的関係を築いていた」と語りかけた。

昭恵さんはプーチン氏に、ウクライナ紛争が始まってからも安倍氏はプーチン氏に会いたがっていたと伝えたという。

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▽米、国連でプーチン氏に停戦案受け入れ要求 拒否なら交渉撤退も<ロイター日本語版>2025年5月30日午前 9:57 GMT+9

Michelle Nichols

米、国連でプーチン氏に停戦案受け入れ要求 拒否なら交渉撤退も

[国連 29日 ロイター] – 米国は29日の国連安全保障理事会で、米国のウクライナ停戦案が「ロシアにとって最良の結果」になると主張、プーチン・ロシア大統領に受け入れを促した。

米国は陸海空での包括的な30日間の停戦受け入れをロシアに求めているが、ロシアは今月16日のウクライナとの直接交渉で、一定の条件が満たされなければ停戦には応じられないと主張した。

米国のケリー副大使代理は「われわれはロシアと協力したいと考えている。この平和構想や経済対策を含めてだ。この紛争に軍事的な解決策は存在しない」とし「現在提示している案はロシアにとって最も良い結果につながる。プーチン大統領はこれを受け入れるべきだ」と述べた。

その上で「ロシアがこの壊滅的な戦争を続けるという誤った決断を下せば、米国は紛争終結に向けた交渉努力から撤退することを検討せざるを得なくなる」と発言。ロシアに追加制裁を課す可能性もあると述べた。

ロシアのネベンジャ国連大使は「ボールはウクライナ側にある。交渉を経て平和を選ぶか、もしくは戦場での敗北という避けがたい結末を迎え、紛争終結のために別の条件を受け入れるかのどちらかだ」と述べた。

これに対し、ウクライナのハヨビシン副国連大使は、ロシアが「戦争をやめる真摯な意思を示していない」とし、各国に対ロシア制裁の強化を求めた。

▽トランプ氏周辺で強まる対ロ追加制裁論、さまざまな選択肢を考慮<ロイター日本語版>2025年5月30日午前 8:02 GMT+9

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