▽米ロ首脳が電話会談、プーチン氏はウクライナ報復を警告-トランプ氏

Josh Wingrove

ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領(右)
ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領(右) Photographer: Getty Images; Yuri Gripas/Abaca/

トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領と電話で話したことを明らかにし、最近のウクライナによるドローン(無人機)攻撃にロシアは報復すると、プーチン氏から警告を受けたと述べた。

  トランプ氏はソーシャルメディアに「良い会話ができたが、直ちに和平につながるようなものではなかった」と投稿。会談は1時間余り続いたという。「プーチン大統領は空軍基地に対する最近の攻撃に、反撃せざるを得ないと強い語調で言明した」とトランプ氏は述べた。

  トランプ氏はイランとの間で進行中の核交渉についてもプーチン大統領と話し合ったとし、プーチン氏が交渉に何らかの形で関与する可能性を示唆したと述べた。

  「プーチン大統領はイランとの議論に参加する意向を示し、この件を迅速に解決するうえで貢献できるかもしれないと示唆した」とトランプ氏は述べた。「私の見解では、イランはこの非常に重要な問題に対する決定を引き延ばしており、われわれはごく短期間のうちに明確な回答を得る必要がある!」と続けた。

原題:Trump Says Putin on Call Vowed Retaliation After Drone Strike(抜粋)