▽“イスラエルとイラン 停戦合意” トランプ大統領がSNSに投稿
アメリカのトランプ大統領は日本時間の24日午前7時すぎ、SNSに「イスラエルとイランが完全かつ全面的に停戦することで合意した」と投稿しました。
まずはイランが戦闘を停止し、その後イスラエルが停止するとしていて、双方がこれを履行すれば、日本時間の25日にも戦闘が終結するとの認識を示しました。

トランプ大統領は23日午後6時すぎ(日本時間の24日午前7時すぎ)、SNSに「イスラエルとイランが完全かつ全面的に停戦することで合意した」と投稿しました。
このなかでトランプ大統領は、今回の投稿から約6時間後にイスラエルとイランの双方が現在進行中の「最後の任務」を終了するとした上で、そのあとについては「公式にイランが戦闘を停止する。12時間がたったところでイスラエルが戦闘を停止し、24時間がたったところで、戦争の公式な終結が世界に宣言される」と説明し、双方がそれぞれ戦闘の停止を履行すれば、日本時間の25日にも戦闘が終結するとの認識を示しました。
そのうえで「イスラエルとイランの両国が根気と勇気と知性をもって、『12日間戦争』と呼ぶべき戦争を終わらせることを祝福したい」とした上で、「この戦争は何年も続き、中東全域を破壊する可能性があったが、そうはならなかったし、今後もそうはならないだろう」としています。
ただ、いまのところ、イスラエルとイラン、双方から公式な発表はありません。
“イラン高官が停戦合意認める” ロイター通信
ロイター通信はイランの高官がアメリカから提案されたイスラエルとの停戦について、合意したことを認めたと伝えました。
また、カタールの首相がイランの当局者との電話会談で、停戦案についての合意を取りつけたと伝えています。
イスラエル軍 イランの一部地域に退避通告
イスラエル軍は24日未明、日本時間の午前7時半すぎ、SNSで、イランの首都テヘランの一部の地域に退避を通告しました。トランプ大統領が「イスラエルとイランが停戦することで合意した」と投稿したあとに出されました。
【解説】トランプ大統領“停戦合意”背景は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20th250624/movie/k10014842841_202506240936_202506240940.html動画 約3分 ※動画掲載は7月1日まで データ放送ではご覧いただけません
