
[ワシントン 3日 ロイター] – 米議会下院は3日、トランプ大統領の看板政策を盛り込んだ大規模な減税・歳出法案を賛成218、反対214の僅差で可決した。同法案は1日に上院を通過, opens new tabしており、トランプ大統領が4日に署名して成立する。
トランプ氏が2024年の大統領選で確約した減税措置のほか、移民取り締まり強化などの財源確保などにつながるため、同法案の成立はトランプ氏にとって重要な勝利となる。
共和党のジョンソン下院議長は、この法案は「経済にとってのジェット燃料にあたる」と指摘。一方、民主党は富裕層への優遇措置になると厳しく批判しており、下院の全ての民主党議員が反対票を投じた。
トランプ氏はこれまでも7月4日の独立記念日までに法案を成立させたい考えを示していた。
