▽トランプ氏、ウクライナへの防衛兵器追加供与承認 対ロ制裁も検討<ロイター日本語版>2025年7月9日午前 5:59 GMT+9

[ワシントン 8日 ロイター] – トランプ米大統領は8日、ウクライナへの防衛兵器の追加供与を承認した。同時に、ロシアの対ウクライナ戦争における死者数増加を巡ってロシアのプーチン大統領への不満をあらわにし、対ロ追加制裁を検討していることを明らかにした。
トランプ大統領は、ホワイトハウスで閣僚らと会談した際に、「私はプーチン氏に満足していない。今、それだけは言える」と言明。ロシアおよびウクライナの兵士が数千人単位で命を落としていると述べた。
「われわれはプーチン大統領から多くのたわ言を投げつけられている。彼はいつもとても良い人だが、結局は意味がない」とした上で、戦争を巡ってロシアに厳しい制裁を課す上院の法案を支持するかどうか検討しているとした。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、主に防空軍向けの重要な軍事物資の供給を確保するため、米国との接触を拡大するよう命じたと明らかにした。
ゼレンスキー氏は恒例の夜間のビデオ演説で、「本日、国防相と最高司令官に対し、米国側とのあらゆる接触を強化するよう指示した」と表明。「現在、われわれは必要な政治的声明および決定を全て有しており、国民と陣地を守るために、それらを可能な限り迅速に実行する必要がある」と述べた。
ロシア軍はここ数週間、ウクライナの都市に対する無人機(ドローン)やミサイルによる空爆を強化している。
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[ワシントン 8日 ロイター] – トランプ米大統領は8日、ロシアのプーチン大統領に不満を抱いており、ロシアに対する追加制裁を検討していると明らかにした。
トランプ大統領は閣議中、記者団に対し「われわれはプーチン大統領から多くのたわ言を投げつけられている」と述べた。
また、武器の製造加速に向け、請負業者の協力を強化していると明らかにした。
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