▽イラン最高指導者、新たな攻撃に「対応する用意ある」<ロイター日本語版>2025年7月17日午前 2:38 GMT+9

イラン最高指導者、新たな攻撃に「対応する用意ある」

[ドバイ 16日 ロイター] – イランの最高指導者ハメネイ師は16日、新たな軍事攻撃があればイランには対応する用意があり、6月のイスラエルとの12日間の交戦以上に敵に大きな打撃を与える能力があると言明した。

ハメネイ師は国営テレビで「イランが米国の力とその犬であるシオニスト政権(イスラエル)に立ち向かう用意があるという事実は、非常に賞賛に値する」と述べた。

ニュースサイトのアクシオスによると、ルビオ米国務長官とフランス、ドイツ、英国の外相は14日に電話会談し、イランとの核合意の事実上の期限を8月末とすることで合意した。 もっと見る

ハメネイ師は「外交と軍事の両分野において、われわれは弱い立場からではなく、常に全力で舞台に立つ」と強調した。

イラン議会は同日、「前提条件」が満たされない限り、米国との核協議を再開すべきではないとする声明を発表した。

▽フーシ派向けイラン製武器押収、イエメンの対抗勢力=米中央軍<ロイター日本語版>2025年7月17日午前 2:46 GMT+9

フーシ派向けイラン製武器押収、イエメンの対抗勢力=米中央軍

7月16日(ロイター) – 米中央軍(CENTCOM)は16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派勢力向けの「大量の」イラン製武器が、イエメン国民抵抗軍(NRF)によって押収されたと発表した。

Xへの投稿によると、NRFは「数百基の最新鋭の巡航ミサイルや対艦ミサイル、対空ミサイルのほか、数百基のドローン(無人機)エンジン、防空装備を含む750トン以上の軍需品・装備品を押収した」という。

2023年10月にイスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲を仕掛け、パレスチナ自治区ガザで戦闘が始まって以来、イランと連携するフーシ派はパレスチナ人との連帯を示すためとして紅海で船舶を攻撃している。

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