▽トランプ氏、インドに対する20-25%の関税示唆-最終決定はまだ

Skylar Woodhouse

A gantry crane loads a shipping container onto a truck in Navi Mumbai, Maharashtra, India.
A gantry crane loads a shipping container onto a truck in Navi Mumbai, Maharashtra, India. Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

トランプ米大統領は29日、インドに対して20-25%の関税を課す可能性があると述べた。ただ、8月1日の期限に向けて両国が通商協議を続けていることを踏まえ、最終的な関税率はまだ決定していないとの認識も示した。

  スコットランドへの5日間の訪問を終えたトランプ氏は、帰国の大統領専用機内で記者団に対し「インドは良き友人だが、実際のところ、他のほとんどの国よりも高い関税を課してきた。そんなことは許されない」と語った。

  これより先、ロイター通信は、インド側が20-25%への関税引き上げを見込んでいると報じていた。同関税率になる可能性について問われると、トランプ氏は「そう思う」と答えた。

関連記事:米国、インドとの貿易合意に「さらなる協議」必要-グリア通商代表

原題:Trump Says India May Pay 20% to 25% Tariff But Not Yet Final(抜粋)