▽米、ガザ人道支援で役割拡大の意向 トランプ氏がウィトコフ特使と協議=報道<ロイター日本語版>2025年8月6日午前 5:52 GMT+9

[ワシントン 5日 ロイター] – トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使は、パレスチナ自治区ガザへの人道支援の提供に米国が果たす役割を一段と拡大させる計画について、トランプ大統領と協議した。米ニュースサイトのアクシオスが5日、米国とイスラエルの当局者の話として報じた。
アクシオスによると、トランプ氏はウィトコフ氏とこの件について4日にホワイトハウスで協議。イスラエルは米国の役割拡大を支持しているという。
アクシオスは米当局者の話として、トランプ政権はイスラエルは適切に対応していないとみており、米国がガザ地区での人道支援活動の管理を「引き継ぐ」意向を持っていると報じている。
▽イスラエル首相、治安トップと会議 ガザ全面制圧念頭か 7日に内閣招集<ロイター日本語版>2025年8月6日午前 3:16 GMT+9

[テルアビブ/カイロ 5日 ロイター] – イスラエルのネタニヤフ首相は5日、22カ月に及ぶパレスチナ自治区ガザにおける戦闘の新たな戦略を最終決定するため、治安当局の高官らと会談した。ネタニヤフ首相はガザ全面制圧を検討していると報じられている。国内メディアによると、7日に内閣が招集される見通し。
首相官邸は声明で、この日の会談は約3時間にわたる「限定的な安全保障協議」で、イスラエル軍のザミール参謀総長が「ガザにおける作戦継続の選択肢を提示した」と明らかにした。
会談に先立ち、イスラエル当局者はロイターに対し、カッツ国防相やダーマー戦略問題相も会談に出席し、今週閣議に提出する戦略を決定する見通しと述べていた。
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