▽トランプ氏「不満」、ロ軍によるキーウ攻撃=報道官<ロイター日本語版>2025年8月29日午前 2:52 GMT+9

[ワシントン 28日 ロイター] – 米ホワイトハウスのレビット報道官は28日、ロシア軍によるウクライナの首都キーウに対する大規模な夜間攻撃について、トランプ大統領は驚いてないものの、「不満に感じている」と明らかにした。
また28日中に、この状況を巡り声明を発表すると述べた。
ウクライナ当局によると、キーウではロシア軍の無人機(ドローン)・ミサイルによる大規模な夜間攻撃があり、子ども4人を含め少なくとも18人が死亡した。 もっと見る
関連情報
▽インドのロシア産原油輸入、9月増加か 米制裁関税の発動後<ロイター日本語版>午前 7:11 GMT+9

8月28日、インドによるロシア産原油の輸入量が、9月に増加する見通しであることが、関係者の話で明らかになった。写真はロシアの原油タンカー。2023年7月、トルコ・イスタンブールのボスポラス海峡で撮影(2025年 ロイター/Yoruk Isik)
インドによるロシア産原油の輸入量が、9月に増加する見通しであることが、関係者の話で明らかになった。トランプ米政権は今月27日、米欧が制裁を科すロシアからの原油購入を続けていることへの制裁として、インドからの輸入品への追加関税を50%に引き上げたばかりで、対応が注目されそうだ。
▽ロシアの攻撃、キーウのEU代表部やブリティッシュ・カウンシルに被害<ロイター日本語版>2025年8月28日午後 6:51 GMT+9

[28日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会は28日、ロシアがウクライナの首都キーウに夜間に実施した無人機とミサイルによる攻撃で、市内のEU代表部ビルが損傷したと発表した。
英国の公的な国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」のビルも被害を受けた。
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、代表部の職員は無事だったとXに投稿。ロシアに対し「民間インフラに対する無差別な攻撃をやめ、公正で永続的な平和に向けた交渉に参加する」よう求めた。
ウクライナ当局者によると、この攻撃でキーウの他の地区では10人が死亡、38人が負傷。7地区で建物が損傷した。
コス欧州委員は、EU代表部ビルが民間区域への攻撃で損傷したとし「こうした残忍な攻撃を強く非難する。これはロシアが平和を拒絶し、テロを選択している明確な印だ。EUの職員とその家族、そしてこの侵略に耐えている全てのウクライナ国民と全面的に連帯する」と述べた。
また、スターマー英首相は28日、ロシアがキーウに夜間に実施した無人機とミサイルによる攻撃で、市内のブリティッシュ・カウンシルのビルが損傷したことを明らかにした。
スターマー氏はXに「ブリティッシュ・カウンシルのビルを損傷させた、ロシアのキーウに対する無意味な攻撃で被害を受けた全ての人々に心からお見舞い申し上げる。この流血に終止符を打たなければならない」と投稿した。
関連情報
▽ロ、ウクライナ和平交渉の推進に引き続き関心=大統領府報道官<ロイター日本語版>2025年8月29日午前 12:39 GMT+9
▽ロシア南部の製油所、火災鎮火 ウクライナが攻撃<ロイター日本語版>2025年8月28日午後 6:46 GMT+9
