トランプ氏、ルイジアナ州への軍派遣を示唆 犯罪対策で

[ワシントン 3日 ロイター] – トランプ米大統領は3日、犯罪対策のために南部ルイジアナ州に連邦軍を派遣する可能性があるとの考えを示した。

トランプ大統領は、ポーランドのナブロツキ大統領との会談冒頭、記者団に対し、米政権はシカゴや「(ルイジアナ州)ニューオーリンズのような場所」への部隊派遣を検討中だと表明。「ニューオーリンズでは犯罪が多発している。2週間ほどでその問題を是正する」と述べた。

また、メリーランド州ボルティモアの犯罪が「これまで誰も見たことのないレベル」にあると主張。要請があれば同市への軍隊派遣を検討すると述べた。

「ボルティモアに行けば、(われわれは)それをすぐに解決できるだろう」としつつ、要請があるまで待つ意向も示した。

トランプ氏は2日、イリノイ州シカゴに犯罪対策のために州兵を派遣する意向を表明。 トランプ政権はこれまでにカリフォルニア州ロサンゼルスと首都ワシントンに州兵を派遣している。