
[ワシントン 10日 ロイター] – トランプ米大統領は10日、ユタ州の大学で行われたイベントで銃撃された保守系政治活動家チャーリー・カーク氏が死亡したと明らかにした。
カーク氏はトランプ氏の支持者。保守派の学生団体「ターニング・ポイントUSA」の創設者で、2024年の米大統領選ではトランプ氏への若者票の取り込みで重要な役割を果たしたとされる。ユタ州オレムのユタバレー大学でのイベント中に首に銃弾を受け、病院に搬送されていた。
トランプ氏は「偉大で、伝説的とさえ言えるチャーリー・カーク氏が死亡した。米国の若者の心を誰よりも理解していた。皆に、特に私に、愛され尊敬されていたが、もう私たちのもとにはいない」と交流サイト(SNS)に投稿した。
大学の広報担当者は当初、銃撃した容疑者の身柄が拘束されたとしていたが、その後、警察は容疑者を拘束していないと修正した。
ソーシャルメディアで拡散されている動画には、カーク氏が屋外で観衆に向けて演説している最中、銃声のような大きな音が鳴り響く様子や、カーク氏が椅子から落ちながら、首に手を当てている姿が映っている。
