
[19日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は19日、FRBは16─17日の会合で決定した利下げを受け、緩和サイクルに入ったとの見方を示し、今後の会合で一段と大幅な利下げを行うよう他のFRB当局者を説得したいと述べた。
ミラン氏はFOXビジネスネットワークに対し「関税措置によってインフレが一時的に上振れしても、金融政策の主要な判断材料となるほどの影響力は持たないという見方に収れんしていくはずだ」と語った。
ミラン氏は大統領経済諮問委員会(CEA)委員長職を無給休職し、突如辞任したクーグラー理事の職を引き継ぐ形で16日にFRB理事に就任。16─17日の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.5%ポイントの大幅利下げを主張し、0.25%ポイントの利下げに反対票を投じた。
