▽ウクライナへのトマホーク供与、トランプ氏「いわば」決定<ロイター日本語版>2025年10月7日午前 6:12 GMT+9

[6日 ロイター] – トランプ米大統領は6日、ウクライナへの巡航ミサイル「トマホーク」供与について、「いわば」決定を下したと述べた。
トランプ大統領は記者団に対し「ウクライナがトマホークを何に使用するか知りたい」とし、「それを問わなくてはならないだろう」と語った。
▽ロ凍結資産活用のウクライナ支援、国際法に従う必要=ECB総裁<ロイター日本語版>2025年10月7日午前 5:41 GMT+9

[フランクフルト 6日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は6日、凍結されているロシアの資産をウクライナ支援に活用する案について、欧州連合(EU)が下すいかなる決定も国際法に従う必要があるという認識を示した。
ラガルド総裁は欧州議会で「議論され、最終的に導入されるいかなる制度も、国際的なルール、および国際法に従って進められると強く期待している」と述べた。
欧州では現在、約2100億ユーロ相当のロシア資産が凍結されており、EUはその一部をウクライナへの融資に充てる方策を検討している。
▽ウクライナ軍、ロシア西部の爆薬工場を攻撃と表明 ロシア「被害なし」<ロイター日本語版>2025年10月7日午前 1:18 GMT+9

[キーウ 6日 ロイター] – ウクライナ軍は6日、ロシア西部ニジニ・ノヴゴロド州にある弾薬用の爆発物を製造する主要工場のほか、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島にある石油ターミナルと弾薬庫を攻撃したと明らかにした。
ウクライナ軍参謀本部は声明で、ロシア西部の爆薬工場への攻撃後に「多数の爆発」が報告されたほか、クリミア東部の石油貯蔵施設への攻撃で火災が発生したと表明した。
ニジニ・ノヴゴロド州のニキーチン州知事によると、爆薬の工場があるジェルジンスク近郊に夜間にドローン(無人機)20機が飛来。防空部隊が撃退し、落下物で1人が負傷したという。住宅の一部で火災が発生したものの、工業施設への被害はないとしている。
ウクライナが今回攻撃したとしているジェルジンスクの爆薬工場は、欧州連合(EU)が2023年に制裁対象に指定した。ウクライナ情報当局とEUによると、ロシア国内で高性能爆薬「RDX」と「HMX」を製造する実質的に唯一の主要メーカー。
ジェルジンスクは首都モスクワの東約360キロに位置。これまでもウクライナの攻撃対象になってきた。
▽ウクライナ、ロシア西部ベルゴロド州を攻撃 数千人停電=知事<ロイター日本語版>2025年10月6日午後 2:18 GMT+9
[6日 ロイター] – ウクライナがロシア西部ベルゴロド州を前日深夜から砲撃し、電力インフラが損傷、数千の需要家で停電が発生したと、グラトコフ州知事が6日に述べた。
エンジニアと緊急サービスは6日朝までに約3万4000人への電力供給を回復させたが、24の市町村で約5400人の停電がなお続いていると、知事はメッセージアプリのテレグラムに投稿した。
ベルゴロドなどウクライナに隣接するロシアの地域は、継続的な越境砲撃やドローン攻撃に直面している。ロシアが2022年にウクライナへの全面侵攻を開始して以降、戦闘はロシア国内にも波及し、市民生活を混乱させ、重要なインフラに被害を与えている。
ウクライナはこの攻撃について直ちにコメントは出していない。両国は互いの領土に対する攻撃について、戦況に影響し得る重要インフラを破壊するためとしている。
