▽ゼレンスキー氏、ウクライナ支援「有志連合」会合に出席 ロンドンで24日<ロイター日本語版>2025年10月21日午前 6:19 GMT+9

[ポルトロス(スロベニア) 20日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は24日にロンドンで開かれる ウクライナ支援の 「有志連合」会合に出席する。 フランスのマクロン大統領が20日、明らかにした。
ウクライナ支援の 有志連合は 今年2月に英仏の主導で発足。 マクロン大統領は 訪問先のスロベニアで記者団に対し「ロンドンで開かれる有志連合の会合は対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、ゼレンスキー大統領も出席する」と述べた。
有志連合はこれまで、ウクライナへの軍事支援の枠組みのほか、停戦合意が得られた後にロシアによる再侵攻を防ぐためのウクライナに対する「安全の保証」などについて協議してきた。
ゼレンスキー大統領は17日にトランプ米大統領とホワイトハウスで会談。 関係筋の話でトランプ氏は会談でゼレンスキー氏に領土割譲を促したと伝わったが、ゼレンスキー氏は会談でのトランプ氏のメッセージは前向きだったとの認識を示した。
▽米ロ外相が電話会談、ウクライナ戦争解決巡り協議=国務省<ロイター日本語版>2025年10月21日午前 6:09 GMT+9

[モスクワ 20日 ロイター] – ルビオ米国務長官が20日、ロシアのラブロフ外相と電話会談を行い、ウクライナ戦争の解決に向けた次のステップについて協議した。米国務省のトミー・ピゴット副報道官が明らかにした。
ピゴット氏は声明で、ルビオ長官は「ロシア・ウクライナ戦争の永続的な解決に向けた米ロの協力の機会として、今後の協議が重要であることを強調した」と述べた。
これより先、ロシア外務省は、両外相が20日、ハンガリーの首都ブダペストで予定されている米ロ首脳会談の準備に向け、「建設的な」協議を行ったと明らかにしていた。
同省は声明で、「16日の米ロ首脳の電話会談で合意した事項を巡る具体的な措置について、建設的な協議が行われた」と述べた。協議を巡るこれ以上の詳細は明らかにしなかった。
ロシアは首脳会談で、ウクライナの和平交渉のほか、米ロの2国間関係改善に向けた方法についても議論したいとしている。
▽ゼレンスキー氏、トランプ氏との会談「前向き」 防空システム巡る成果強調<ロイター日本語版>2025年10月21日午前 4:15 GMT+9

[キーウ/ワシントン 20日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ米大統領と17日に行った会談について、新たな防空システム獲得に向けた進展が得られたと述べ、会談の成果を強調した。また、ハンガリーのブダペストで予定されているトランプ氏とロシアのプーチン大統領の会談について、招待されれば参加する意向を示した。
トランプ大統領は ワシントンのホワイトハウスで 17日に実施した ゼレンスキー氏との会談, opens new tabで、 ウクライナがロシアとの戦闘で必要としている巡航ミサイル「トマホーク」供与の可能性を否定しなかったものの、プーチン氏との直接会談を控える中、供与に積極的な姿勢を示さなかった。 関係筋の話で、トランプ氏は会談でウクライナに対し領土割譲を促したと伝わっている。
ゼレンスキー氏は関係筋の話が報じられる前の19日に行った発言で、「トランプ大統領とトランプ氏の側近を交え2時間以上にわたり何度も協議した。トランプ氏のメッセージは前向きだ。つまり、現状の戦線を維持するということだ」と述べた。その上で、今回のワシントン訪問の成果として、ウクライナが防空システム「パトリオット」25基の購入契約の準備に入ったと明らかにした。ただ、パトリオット購入契約の署名にどの程度近づいているかについては明言を避けた。
トランプ氏がプーチン氏と予定するブダペストでの会談については、ハンガリーの国内政治が影響したとの見方を示し、会談場所の選定を非難。「われわれが協議しているのはウクライナの平和であり、ハンガリーの選挙ではない」と述べた。ただ、ウクライナも含めた3カ国間会談や「シャトル外交」が提案されれば、喜んで応じると述べた。
ゼレンスキー氏の発言は当初オフレコとされていたが、20日にメディアへの公開が認められた。
トランプ大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に対し、ウクライナに対する武器供与を巡る問題は一見容易に見えるが、「少し複雑だ」とした上で、戦争終結に向けウクライナとロシアの合意を引き続き働きかけていると説明。「合意にたどり着けると考えているが、相互に心から憎み合っている2人の指導者がいるため、事態は厄介になっている」と述べた。
ウクライナが戦争に勝てるか自身の見解が揺れているのではないかとの質問に対し「(ウクライナは)勝てるとは思わないが、勝てる可能性はある。私は勝つと言ったことはない。勝てる可能性はあると言った。戦争とは非常に奇妙なもので、何が起きてもおかしくない」と語った。
▽トランプ氏、ウクライナ「戦争に勝てると思えない」<ロイター日本語版>2025年10月21日午前 2:31 GMT+9

[ワシントン 20日 ロイター] – トランプ米大統領は20日、ウクライナはロシアとの戦争に勝てるとは考えていないと述べた。ただ、何が起きても不思議ではないとの認識を示した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し「ウクライナが勝つ可能性はまだある。勝てるとは思わないが、勝つことはあり得る」とし、戦争は奇妙なもので何が起きても不思議ではないと語った。
