米朝首脳会談、来年3月以降行われる可能性 韓国情報当局判断=報道

[ソウル 4日 ロイター] – 韓国の情報機関は、来年3月の米韓合同軍事演習後に米朝首脳会談が行われる可能性が高いと見ている。聯合ニュースが報じた。

報道によると、情報機関の国家情報院(NIS)の国会監査後、議員が記者団に対し「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は米国との対話に意欲的で、今後条件が整えば米国と接触するとNISは判断している」と語った。

北朝鮮は、米国が非核化要求を取り下げれば対話に応じるとしているが、先週訪韓したトランプ米大統領が会談の意向を示した際、公には応じなかった。

米ホワイトハウス当局者はロイターに対し「米国の対北朝鮮政策に変更はない」とし、トランプ大統領は前提条件なしで金総書記と対話を行う用意がある」と述べた。ただ、現時点で発表できる会談の予定はないとした。