▽イスラエル、ハマスから新たな遺体返還受ける ガザでの衝突は続く<ロイター日本語版>2025年11月6日午前 6:27 GMT+9

ハマス、人質遺体の返還継続 イスラエル軍のガザ攻撃も続く

[カイロ/エルサレム 5日 ロイター] – イスラエル首相府は5日、パレスチナ自治区ガザ地区の赤十字を通じ、パレスチナのイスラム組織ハマスから新たに1体の遺体の返還を受けたと明らかにした。遺体はガザ市近郊で発見されたという。イスラエルの法医学当局が遺体の身元を確認する予定。人質の遺体であることが証明されれば、ガザ地区に残る人質の遺体は6体となる。

一方、イスラエル軍は、占領地域に「脅迫的」な態度で近づいたパレスチナ人2人を殺害したと発表した。

さらにガザ地区の保健当局によると、ガザ中心部で薪を集めていたパレスチナ人1人がイスラエル軍の砲火で死亡した。イスラエル軍はロイターに対し、この地域での事件は把握していないと述べた。

ほぼ毎日のように戦闘行為が発生しているにもかかわらず、イスラエルとハマスは、10月10日に発効した米国の仲介による停戦協定の条件に基づき遺体の交換を続けている。