Rishabh Jaiswal, Sabrina Valle

[7日 ロイター] – 肥満治療薬の開発を手掛ける米バイオテック企業メッツェラ(MTSR.O), opens new tabは7日、米製薬大手ファイザー(PFE.N), opens new tabによる総額100億ドルの買収提案を受け入れたことを明らかにした。
メッツェラの声明によると、ファイザーは1株当たり現金86.25ドルを支払う。メッツェラ株の7日終値に3.69%上乗せした水準。
ファイザーは肥満治療薬「ダヌグリプロン」の開発を今年4月に中止しており、今回の買収で肥満治療薬市場で新たな足場を築くことを目指している。
デンマーク製薬大手ノボノルディスク(NOVOb.CO), opens new tabも参加した買収合戦の激化により、メッツェラ株は先週急騰。7日終値までに60%近く上昇し、時価総額は87億5000万ドルに達した。
