▽ハマス、イスラエル軍兵士1人の遺体返還 2014年にガザで殺害<ロイター日本語版>2025年11月10日午前 7:17 GMT+9

[カイロ 9日 ロイター] – イスラエル政府は9日、パレスチナ自治区ガザで2014年に殺害された軍兵士1人の遺体を、イスラム組織ハマスから受け取った。
首相府によると、遺体は赤十字を通じてガザに駐留するイスラエル軍に引き渡され、その後身元を確認した。
トランプ米大統領が打ち出した和平計画の「第1段階」として先月10日にガザの停戦合意が発効して以来、ハマスは生存していた人質を解放した後、これまでに24人の人質の遺体を返還。ガザに残る人質の遺体は4人になった。
イスラエル側は既にパレスチナ人の捕虜らの生存者2000人弱を解放。遺体を300人返還しているが、ガザ保健当局によると身元の判明は一部にとどまっている。
