▽高市早苗首相が嘆く「私そんなに性格悪いんかなあ…」世論調査の「支持しない理由」1位に<YAHOOニュース>11/12(水) 17:01

国民民主党の榛葉賀津也幹事長(2025年5月撮影)

 高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、世論調査での自身への評価を念頭に、「私、そんなに性格悪いんかなあ」と嘆く場面があった。

【写真】「私そんなに性格悪いんかなあ…」と漏らした相手

 質問に立った国民民主党の榛葉賀津也幹事長が、高市早苗首相と片山さつき財務相の女性ツートップを「今、国会が大きく変わっている象徴」と指摘し「日本初の女性総理のみならず、大蔵省時代からの、日本初の女性財務大臣だ。女性だからすごいのではない。実際に政治を動かして、結果を出して党派を超えて政策を実現しようという推進力が、おふたりはすごいと思っている」と手腕をたたえた。

 また「今、このコンビはね、最強コンビと言われている。最強の強はね、最も強いというだけでなく、最も恐れられているという『最恐』。ネット上で、こう言われている」と述べ、「最恐評価」の受け止めを高市首相に問うた。

 これに対し、高市首相は「残念です。恐ろしい方の字だったんですね」と笑いながら、「とある世論調査で『支持しない』理由の1位が『人柄が信頼できない』だった。私、そんなに性格悪いんかなあと、夫に言っていたところです」と嘆き節、「強い方の最強コンビで頑張っていきたい」と、気を取り直したように口にした。

 片山氏は、「私は総理にひたすらついて参りますので、ご指導よろしくお願い申し上げます」と応じた。

 榛葉氏は「『最恐』というのは、国民のために仕事をする。それを邪魔するみなさんから最も恐れられているということ。国民サイドに立ったおふたりであってほしいし、そう信じている」と要望。「高市内閣の支持率は極めて高いですが、与党は衆参で過半数を割っている。理解ある野党なくして政治は前に進まない。国民民主党は国家、国民のためにしっかり政策を前に出していく。協力できるところはしっかり協力していきたい」と述べ、国民民主党幹事長の立場で呼び掛けた。

▽高市首相「5兆円あれば消費減税」 「怒られるかも…」本音漏らす<時事ドットコム>2025年11月11日16時54分

衆院予算委員会で公明党の岡本三成氏の質問に答弁する高市早苗首相=11日午後、国会内
衆院予算委員会で公明党の岡本三成氏の質問に答弁する高市早苗首相=11日午後、国会内

 「自民党に怒られるかもしれないが、今だったら食料品の消費税をずっとゼロにする」。高市早苗首相が11日の衆院予算委員会で、「恒久財源5兆円を自由に使えるとしたら何に使いたいか」と公明党岡本三成政調会長から問われ、思わずこんな「本音」を漏らす一幕があった。

消費減税「事実上先送り」 維新・藤田氏、連立合意巡り

 以前は「国の品格として食料品の消費税は0%にすべきだ」と明言していた首相だが、党内の財政規律派への配慮からか、就任後は「時間がかかる」と慎重な発言を繰り返している。委員の一部から拍手が起こると、首相は「恒久財源があればだ」と念押し。「恒久財源が10兆円あったら、もっとやりたいことがいっぱいある」と力説した。