帯津智昭
レギュラーシーズン最終戦を勝利で飾り、ファンの声援に応えるドジャースの大谷(9月28日、米ワシントン州シアトルで)=飯島啓太撮影
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(31)が13日(日本時間14日)、ナショナル・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。アメリカン・リーグのエンゼルスでプレーした2021、23年、ドジャースに移籍した昨年に続く受賞。3年連続4度目はいずれも、4年連続を含む過去最多7度のMVPに輝いたバリー・ボンズ(ジャイアンツなど)に次いで、歴代単独2位となった。過去3回と同様、投票権を持つ全米野球記者協会の記者30人全員が1位票を投じる「満票」での選出だった。
右肘手術からのリハビリを経て、2季ぶりに投打の二刀流に復帰した大谷選手は今季、打者として打率2割8分2厘、55本塁打、102打点、ア・ナ両リーグ最多の146得点を記録した。投手としては14試合に先発して1勝1敗、防御率2・87だった。

