▽ゼレンスキー氏、19日にトルコ訪問 和平交渉復活を模索<ロイター日本語版>2025年11月18日午後 6:31 GMT+9

ゼレンスキー氏、19日にトルコ訪問 和平交渉復活を模索

[キーウ 18日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、紛争終結に向けロシアとの協議を復活させるため、19日にトルコに行く予定だと述べた。

トルコの情報筋によると、トランプ米政権のウィットコフ特使も19日にトルコを訪れ、ゼレンスキー氏との予定された会談に参加する予定という。

ゼレンスキー氏は、トルコでの協議について「交渉を活性化させる準備をしており、パートナーに提案する解決策を作った。戦争終結に向けて可能な限りのことをすることが、ウクライナの最優先事項だ」と述べた。

ウクライナとロシアは7月にトルコのイスタンブールで対面で会談を行ったが、進展なく終わった。

▽トランプ氏、対ロ制裁法案に署名へ 最終権限保持なら=米当局者<ロイター日本語版>2025年11月18日午後 1:04 GMT+9

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トランプ氏、対ロ制裁法案に署名へ 最終権限保持なら=米当局者

[ワシントン、11月17日(ロイター] – 米共和党がロシアと取引する国に制裁を課す法案の準備を進めていることに関連し、ホワイトハウス当局者は17日、トランプ大統領は自身が最終的な決定権を保持するのであれば署名する用意があると述べた。

トランプ氏は16日、共和党が法案を準備しているのは「構わない」と記者団に述べ、イランも制裁措置に追加される可能性があると語った。

共和党のグラム上院議員とフィッツパトリック下院議員は、ロシア産エネルギーの買い手などロシアと取引のある国に制裁を課す法案を起草した。

トランプ氏の16日の発言を受け、議会で法案前進に道が開かれる可能性がある。

ホワイトハウス当局者はトランプ大統領に法案を支持する用意があるかとの質問に対し「(大統領は)署名するだろう。昨夜、それを示唆した」と述べた。ただ、政権は大統領が制裁の権限を保持することを確約する文言を求めると強調。

「大統領が制裁に関する最終決定権を持つことを保証する条項が制裁パッケージに含まれていることが、ホワイトハウスと大統領にとって重要だ」とし、「その条項が含まれていれば、大統領は法案への署名を検討するだろう」と語った。

ウクライナ紛争終結に向けてホワイトハウスがロシアとの交渉を継続しているとも述べた。

▽新たな米ロ首脳会談、「準備整えば早期開催」を期待=ペスコフ氏<ロイター日本語版>2025年11月18日午前 9:54 GMT+9

新たな米ロ首脳会談、「準備整えば早期開催」を期待=ペスコフ氏

[モスクワ 17日 ロイター] – ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、報道陣に対し、プーチン大統領とトランプ米大統領の新たな首脳会談について「必要な準備が整えばすぐに開催されるよう期待している」と述べた。

プーチン氏とトランプ氏は8月にアラスカで会談し、ロシアのウクライナ侵攻の終結に向けた解決策の可能性を協議した。2人は先月、ブダペストで再び首脳会談を計画したが、トランプ氏はすぐに、タイミングが適切でないとして中止した。

ペスコフ氏はロシア政府が機会を逃したのではないか、また新たな会談がどのような条件で実現するかと質問を受けて「そうした条件がいつ整うのか現時点で予測しにくい。ただしもちろん、われわれはそうした条件ができるだけ早く整うことを望んでいる」と述べた。

ペスコフ氏は2人が首脳会談を生産的にするために十分な準備が必要だという点で一致していると述べた。