台湾、国防費400億ドル増額へ 総統「抑止力を強化」

[台北 26日 ロイター] – 台湾の頼清徳総統は25日付の米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、国防予算を400億ドル増額する考えを示し、台湾防衛の決意を改めて示した。

頼氏は「この画期的なパッケージは、米国からの大規模な新型兵器購入の資金となるだけでなく、台湾の非対称能力を大幅に強化するものだ」とし、「そうすることで、われわれは中国の武力行使に関する意思決定にさらなるコストと不確実性をもたらし、抑止力の強化を目指す」と強調した。