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SBGとエヌビディア、ロボティクス新興に投資検討 評価額140億ドルか

[1/2]写真はソフトバンクグループ(SBG)のロゴ。2017年7月、都内で撮影。REUTERS/Issei Kato

[8日 ロイター] – ソフトバンクグループ(SBG)(9984.T), opens new tabと米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabがロボティクス基盤モデルの新興企業スキルドAIへの投資を協議しており、10億ドル超の資金調達で評価額は約140億ドルになる可能性があることが、関係筋の話やロイターが閲覧したタームシートで分かった。

調査会社ピッチブックによると、スキルドAIの評価額はエヌビディア、LGのベンチャーキャピタル部門、サムスン電子などが今年参加した5億ドルの資金調達ラウンドでは47億ドルだったことから、今回はほぼ3倍となる。

スキルドAIは 2023年にメタ出身のAI研究者らが設立し、アマゾン・ドット・コムやライトスピード・ベンチャー・パートナーズが出資している。

関係筋によると、協議は流動的で詳細に変更が生じる可能性がある。取引はクリスマス前に完了する見通しという。

関係者の1人は、SBGがパイロットプロジェクトでスキルドAIの技術に感銘を受けたと語った。

スキルドAIとSBGはコメント要請に応じていない。エヌビディアはコメントを控えた。