▽ウィットコフ氏とクシュナー氏、ガザ巡りEU加盟各国外相に説明<ロイター日本語版>2025年12月15日午後 9:51 GMT+9

ウィットコフ氏とクシュナー氏、ガザ巡りEU加盟各国外相に説明

アイテム 1 の 2 ウィットコフ米特使とトランプ米大統領の娘婿クシュナー氏、モスクワでの2日の代表撮影。

[ブリュッセル 15日 ロイター] – ウィットコフ米特使とトランプ米大統領の娘婿クシュナー氏は15日、欧州連合(EU)加盟国の各外相に対し、トランプ氏のパレスチナ自治区ガザ和平計画についてビデオ会議を通じて説明した。EU当局者が明らかにした。

▽シリア、米兵ら死亡で5人逮捕 治安部隊員がISに共鳴か<ロイター日本語版>2025年12月15日午前 9:22 GMT+9

[14日 ロイター] – シリアで13日に米陸軍兵士2人と民間人の通訳1人が殺害された事件でシリア内務省は14日、事件に関係したとして5人の容疑者を逮捕したと発表した。狙撃した容疑者は現場で射殺されており、内務省は過激派組織「イスラム国」(IS)に同調した疑いのあるシリア治安部隊の隊員だと説明している。

シリアのシャラア暫定大統領は11月に訪米してトランプ米大統領と会談した際、ISに対抗する米国主導の連合軍にシリアが協力することで合意に達した。

シリア内務省は、中部パルミラに拠点を置く同省部隊が「国際連合軍」と協調し、「尋問のために直ちに送致された」5人の容疑者を逮捕したと説明した。

ルビオ米国務長官は14日、シリア暫定政府のシェイバニ外相と電話でこの事件について協議した。国務省のトミー・ピゴット副報道官は、シェイバニ氏が「哀悼の意を表し、ISという共通の脅威を弱体化させ、破壊するというシリア政府の決意を改めて表明した」とコメントした。

米国は2014年から19年にかけてシリアとイラクの広範な地域を支配したISと約10年間にわたって戦っており、シリア北東部に部隊を駐留させている。連合軍はこの数カ月間、シリアでISを標的とした空爆と地上作戦を実施しており、それらの多くにシリア治安部隊が関与している。

▽逮捕されたイランのノーベル平和賞受賞者、激しい殴打受ける=家族<ロイター日本語版>2025年12月15日午後 6:31 GMT+9

逮捕されたイランのノーベル平和賞受賞者、激しい殴打受ける=家族

[ドバイ 15日 ロイター] – 2023年にノーベル平和賞を受賞したイランの女性人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏は、12日に自身を逮捕した治安部隊から殴打され、2度にわたって病院の緊急治療室に運ばれたと、同氏の家族が15日にナルゲス財団に伝えた。

モハンマディ氏は弁護士不審死を糾弾した後に逮捕された。

検察当局は13日、同氏が弁護士の追悼式典で挑発的な発言をし、出席者に「平和を乱す」よう促したなどと説明した。

家族が運営するナルゲス財団によると、モハンマディ氏は14日遅くに家族に電話をかけてきて、殴打の激しさを訴え、病院の緊急治療室に2度運ばれたと語っていた。具合が悪そうだったという。

また、「イスラエル政府に協力した」と非難され、治安部隊から死の脅迫を受けたとも語っていたという。

イラン当局から今のところコメントは出ていない。

▽ガザで避難地域に洪水の危険、防災資材搬入認められず=国連機関<ロイター日本語版>2025年12月15日午後 3:06 GMT+9

ガザで避難地域に洪水の危険、防災資材搬入認められず=国連機関

[ジュネーブ 12日 ロイター] – 国際移住機関(IOM)は12日、パレスチナ自治区ガザの避難民数十万人が豪雨でテントやシェルターの浸水に直面する中で、避難所用の資材や土のうの搬入が許可されていないと発表した。

11日にガザ全域を見舞った豪雨により、2年にわたる戦争で避難を余儀なくされた家族らが暮らすテントが浸水し、保健当局者らによると、女児が寒さで死亡した。

パレスチナのイスラム組織ハマスが運営するガザ自治政府の広報部によると、この暴風雨で12人が死亡・行方不明となっているほか、少なくとも13棟の建物が倒壊、2万7000張のテントが浸水したという。

IOMによると、約79万5000人の避難民が危険な洪水のリスクにさらされている。さらに、排水と廃棄物管理が不十分なことも病気発生のリスクを高めているという。