▽中国、高市首相の台湾発言撤回を改めて要求<ロイター日本語版>2025年12月16日午後 6:15 GMT+9

[北京 16日 ロイター] – 中国外務省は16日、高市早苗首相の台湾に関する発言を撤回するよう改めて要求した。
郭嘉昆報道官は定例記者会見で、重要な問題について日本はいまだに人々を混乱させ、ごまかしてその場をやり過ごそうとしていると指摘。中国は「これに断固反対する」と付け加えた。
▽中国最新空母「福建」、台湾海峡を初めて通過=台湾国防部<ロイター日本語版>2025年12月17日午前 11:43 GMT+9

[台北 17日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は17日、中国の最新鋭空母「福建」が16日に台湾海峡を通過したと発表した。福建は先月就役した中国軍3隻目となる空母で、台湾海峡を通過するのは初めて。
国防部は台湾軍が同艦を監視していたと説明。また、空母の甲板に航空機が駐機していない白黒写真を公開したが、撮影場所などの詳細は明らかにしなかった。
中国国防省はコメント要請に応じていない。
▽フィリピン、中国に抗議へ 南シナ海で漁師負傷<ロイター日本語版>2025年12月15日午後 7:49 GMT+9

[ マニラ 15日 ロイター] – フィリピンは15日、中国海警局が先週南シナ海で行ったフィリピン人漁師に対する「嫌がらせと危険にさらす行為」に抗議すると表明した。
これに先立ち、フィリピン沿岸警備隊は、中国海警局の船舶が12日に南シナ海のサビナ礁付近で放水砲を発射し、フィリピン人漁師3人が負傷、漁船2隻が損傷したと発表した。
フィリピンは声明で、中国海警局の行動に警戒感を示し、負傷や損害を引き起こす放水砲の使用や危険な行動は「正当化できない」と主張。
「フィリピンは適切な外交的対応を取る。こうした行動に強く抗議し、中国に攻撃的行動の中止を求める」と述べた。
中国海警局は12日、複数のフィリピン船を追い払い、「制御措置」を講じたと表明していた。
▽ファーウェイ最新スマホ、半導体改良 TSMCなどには依然後れ<ロイター日本語版>2025年12月15日午前 9:37 GMT+9

[12日 ロイター] – カナダの調査会社テックインサイツによると、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の最新のスマートフォン旗艦モデル「Mate80」シリーズに搭載されている半導体「Kirin9030」は回路線幅7ナノメートル(ナノは10億分の1)の改良版で、台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子に依然として後れを取っている。
テックインサイツは8日に公表したリポートで、Kirin9030は中芯国際集成電路製造(SMIC)が従来の7ナノ(N+2)ノードを改善した「N+3」と呼ばれるプロセスを用いて製造されていると分析した。
同時に「N+3はTSMCやサムスンの5(ナノ)プロセスと比べて微細化の程度がかなり低い」とした。
ファーウェイとSMICのコメントは得られていない。
