
Eric Martin、Magdalena Del Valle
ルビオ米国務長官は19日、 台湾有事を巡る高市早苗首相の発言で緊張している日中関係について、日本との強固な同盟関係を維持する一方で、中国とも協力することは可能だとの認識を示した。
「日本は米国にとって非常に緊密な同盟国だ」とした上で、緊張は以前から存在していたと指摘。「日本との強固で揺るぎないパートナーシップと同盟を今後も維持できると強く信じている。同時に、中国共産党および中国政府と生産的に協力できる道を見いだし続けることも可能だと考えている」と述べた。
またウクライナ停戦協議を巡っては、同国に停戦受け入れを強要するつもりはないと発言。ロシアのプーチン大統領が停戦合意を本当に望んでいるのか、ウクライナ全体を乗っ取ろうとしているのか、トランプ政権はまだ見極められていないと述べた。
今週末にマイアミで開催予定の会談に出席する可能性があるとも説明。会談ではウィトコフ特使やトランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏がロシアのドミトリエフ経済特使と会談する予定だと述べた。会談の目的は、両国の要求が一致する部分があるかどうかを把握することにあるという。
原題:Rubio Says US Doesn’t Want to Force a Ceasefire Deal on Ukraine(抜粋)
