▽レバノンでイラン精鋭部隊メンバー殺害=イスラエル軍<ロイター日本語版>2025年12月26日午前 7:24 GMT+9
[エルサレム 25日 ロイター] – イスラエル軍は25日、シリアとレバノンからの攻撃計画に関与していたイラン革命防衛隊の精鋭鋭「コッズ部隊」のメンバーをレバノンで殺害したと発表した。
同軍はこの人物について、コッズ部隊の840部隊の主要な工作員で、イランの指示でイスラエルとその治安部隊に対するテロ活動に関与していたと説明。レバノン南部アンサリエで暗殺されたとしたが、詳細は明らかにしていない。
イランやレバノンからのコメントはない。
▽ローマ教皇レオ14世、初のクリスマス説教 ガザの惨状を非難<ロイター日本語版>2025年12月25日午後 7:56 GMT+9
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ローマ教皇レオ14世がクリスマスのメッセージ、ガザの惨状を非難(字幕・25日)
[バチカン市 25日 ロイター] – ローマ教皇レオ14世は25日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で数千人の信者を前にクリスマスの説教を行い、ガザ地区のパレスチナ人の惨状を非難した。
レオ14世は、馬小屋で生まれたイエスの物語について、神はこの世の人々の間に「自らの脆いテントを張ったことを示している」とし「そうであるなら、何週間も雨や風、寒さにさらされているガザのテントのことを、どうして思い浮かべずにいられるだろうか」と問いかけた。

また、世界中のホームレスの人々が置かれている状況や、世界を揺るがす戦争による破壊を嘆き「無防備な人々の肉体は脆く、継続中もしくは終結した多くの戦争により試練を受け、がれきと、開いたままの傷跡を残している」と発言。
「武器を取ることを余儀なくされた若者たちの心と命も脆い。彼らは前線で、自分たちに求められていることの無意味さと、彼らを死に追いやる者たちの尊大な演説を埋め尽くす虚偽を感じている」と語った。
レオ14世は史上初の米国出身の教皇。今年5月に前教皇フランシスコの死去を受けて実施された選挙で後継者に選出され、初めてのクリスマスを迎えた。
