▽トランプ大統領が対ロシア制裁法案を承認、来週の採決期待-上院議員<bloomberg日本語版>2026年1月8日 at 10:06 JST

  • 共和党のグラム議員、トランプ大統領と7日に会談
  • 「大統領は超党派の対ロシア制裁法案に青信号」-声明
グラム議員
グラム議員Photographer: Al Drago/Bloomberg

Courtney SubramanianErik Wasson

トランプ米大統領が超党派による対ロシア制裁法案に「青信号」を出したとリンゼー・グラム米上院議員(共和)が7日明らかにし、来週の採決もあり得ると期待感を示した。

  サウスカロライナ州選出の同議員は、「きょう、さまざまな課題についてトランプ大統領と非常に実りある会談を行い、大統領は超党派の対ロシア制裁法案に青信号を出した」と声明で発表。「強力な超党派の賛成票を期待しており、早ければ来週にも実現することを望んでいる」とコメントした。

  グラム議員はこの法案について、プーチン氏の「戦争マシンを支えている安価なロシア産石油を購入する国々を、トランプ大統領が処罰できるようにするものだ」と説明。「中国やインド、ブラジルのような国々に対し、ウクライナでの流血を資金面で支えている安価なロシア産石油の購入をやめるよう促す極めて大きなてこになる」と指摘した。

原題:Graham Says Trump Gave Green Light for Russia Sanctions Bill (抜粋)

▽ウクライナ南東部2州、ほぼ完全に停電 ロ軍攻撃で=エネ省<ロイター日本語版>2026年1月8日午前 10:29 GMT+9

ザポリージャで停電

[7日 ロイター] – ウクライナのエネルギー省は、ロシア軍の7日夜の攻撃により南東部2州で電力供給がほぼ完全に停止したと明らかにした。

「攻撃の結果、ドニプロペトロウスク、ザポリージャ両州はほぼ完全に停電している」とテレグラムに投稿。「重要インフラは予備電力で稼働している」とした。

クレバ副首相は、ドニプロペトロウスク州では作業員の安全を確保しながら「集中的に」修理作業が行われていると述べた。スビリデンコ首相は降雪とマイナス20度への気温低下が見込まれ、電力インフラを一層圧迫するとの見方を示した。

現地の公共放送によると、ドニプロ(ドニエプル)で停電が発生し、地下鉄が停止した。ドニプロペトロウスク州当局者は同局に対し、電力復旧のめどは立っていないと述べた。

ゼレンスキー大統領の出身地である同州クリブイリフの軍当局者は住民に対し、長期の停電に備えるよう促した。

ザポリージャ州のフェドロフ知事は、停電のため空襲警報が聞こえない状態だと指摘。携帯通信網は非常時の状態で作動しているとした。

▽ゼレンスキー氏、トランプ氏との会談を希望 「安全の保証」進展に期待<ロイター日本語版>2026年1月8日午前 4:42 GMT+9

Dan PeleschukYuliia Dysa

トランプ氏との会談望む、同盟国から安全保証の明確な回答まだ=ウ大統領

[キーウ 7日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、トランプ米大統領と近く会談したいとし、米ワシントンで会談する可能性もあると述べた。

米ホワイトハウスは、ゼレンスキー氏とトランプ氏の新たな会談の可能性について、今のところコメントしていない。

ゼレンスキー氏は記者団との対話アプリ「ワッツアップ」を通したやり取りで、ロシアとの停戦が成立した場合に米国が15年以上にわたりウクライナの安全を保証するという提案について、トランプ氏の考えを見極めるため、近く再び会談したいと言及。米国が後押しする和平協議に取り組むようロシアに対する圧力を強めることも求めたいと述べた。

ウクライナを支援する「有志連合」は6日 にパリで首脳会合を開き、 米国は 停戦実現後にロシアの再侵攻を防ぐための「安全の保証」を提供する方針に初めて支持を表明した。共同声明によると、安全の保証にはロシアが再び攻撃した場合にウクライナを支援する「拘束力のある約束」が含まれる。

ゼレンスキー氏は、「政治的意思の表明」が各国議会の承認を伴う法的拘束力のある誓約にまだ転換されていないと指摘。 安全の保証の提供 について、パートナー国からまだ明確な回答を得られていないと述べた。

ゼレンスキー氏はその後、訪問先のキプロスで、「ウクライナは交渉プロセスで必要なことを全て行っている。ウクライナに過剰な要求が課されないことを期待している」と述べ、 ロシアに対する圧力を一層強めると同時に、ウクライナに痛みを伴う譲歩を求めないよう改めて呼びかけた。 また、ロシア・ウクライナ戦争は今年半ばまでに終結する可能性があるとの見方を示した。

米国とウクライナの当局者はこの日もパリで、ウクライナの領土問題のほか、ウクライナ 南部のザポリージャ原子力発電所 の扱いについて協議を継続。ゼレンスキー氏はこれまでも、この2点が交渉で最も難しい課題として残っていると述べている。