▽ロシアのオレシニク攻撃「威嚇的」、EU加盟国にも脅威=ゼレンスキー氏<ロイター日本語版>2026年1月10日午前 6:47 GMT+9

ロシアのオレシニク攻撃「威嚇的」、EU加盟国にも脅威=ゼレンスキー氏

[キーウ 9日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、ロシア軍が9日未明にかけて実施した極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」による攻撃は、ウクライナと欧州連合(EU)の国境に近く、「威嚇的」なものだったと非難した。

ゼレンスキー氏は演説で、「オレシニク」はポーランド、ルーマニア、ハンガリーといったEU加盟国にも脅威をもたらしているとの考えも示した。

ロシア軍は、8日夜から9日未明にかけてウクライナ西部の標的を新型の「オレシニク」や無人機で攻撃。ロシアは、昨年末のウクライナによるロシア大統領公邸攻撃への報復とし、攻撃の目標を達成したと表明した。

▽ロが新型ミサイルで攻撃、大統領公邸攻撃に報復 キーウで4人死亡<ロイター日本語版>2026年1月9日午後 8:04 GMT+9

Andrew Osborn

ロシア、新型ミサイルでウクライナ攻撃、大統領公邸攻撃に報復

[9日 ロイター] – ロシア軍は、8日夜から9日未明にかけてウクライナ西部の標的を新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」や無人機で攻撃した。首都キーウも攻撃し、ウクライナ当局によると少なくとも4人が死亡し20人以上の負傷者が出ている。

ロシアは、昨年末のウクライナによるロシア大統領公邸攻撃への報復とし、攻撃の目標を達成したと表明した。

オレシニクが使用されたのは2回目。核弾頭も搭載可能だが、今回の攻撃で非通常弾頭が搭載されていたとは言っていない。ウクライナ空軍によると、オレシニクはカスピ海に近いミサイル開発基地カプースチン・ヤールから発射された。着弾したのはウクライナ西部リビウ州のポーランド国境から約60キロメートルの場所で、ロシア側はドローン工場とエネルギー施設を直撃したと発表した。ウクライナ当局は、被弾したインフラを明らかにしていないが、地元メディアは大規模な地下ガス貯蔵施設が攻撃されたと報じた。

ウクライナのシビハ外相は「欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)との境界近くにこのような攻撃が行われたことは、欧州大陸の安全保障にとって重大な脅威でNATOが試されている」とXに投稿。ロシア大統領公邸攻撃というありもしない話で攻撃を正当化したと批判した。

キーウでは、大雪が降り氷点下10度の寒さの中、50万世帯以上が停電し水道と暖房も止まった。カタール大使館の建物が被害を受けたとの情報もあるが、同大使館のコメントは得られていない。

▽英首相、トランプ氏と電話会談 北極圏でのロシア抑止など協議<ロイター日本語版>2026年1月9日午前 4:16 GMT+9

Sam Tabahriti

英首相、トランプ氏と電話会談 北極圏でのロシア抑止など協議

[ロンドン 8日 ロイター] – スターマー英首相は8日、トランプ米大統領と電話会談を行い、欧州・大西洋地域の安全保障のほか、北極圏への進出を強めるロシアを抑止する必要性などについて協議した。

スターマー首相はデンマークのフレデリクセン首相とも個別に電話会談を行い、トランプ大統領が取得に関心を示しているデンマーク自治領グリーンランドを巡る問題で、デンマークと連帯する立場を改めて表明した。

英首相報道官によると、スターマー氏はトランプ氏との電話会談で、欧州はここ数カ月で欧州・大西洋を守るための取り組みを強化したとした上で、防衛のためにさらにできることがあると指摘。グリーンランド問題のほか、ウクライナ情勢の進展や、米国によるベネズエラでの軍事作戦などについても協議した。

▽西側がウクライナ多国籍軍派遣なら「正当な戦闘目標」、ロシアが警告<ロイター日本語版>2026年1月8日午後 11:57 GMT+9

Mark Trevelyan

西側がウクライナ多国籍軍派遣なら「正当な戦闘目標」、ロシアが警告

[モスクワ 8日 ロイター] – ロシアは8日、英仏が停戦成立後のウクライナに平和維持のために多国籍軍を派遣する計画に署名したことを受け、西側諸国がウクライナに軍部隊を派遣すれば正当な戦闘目標になると警告した。

ウクライナを支援する「有志連合」は 6日にパリで首脳会合を開き、 米国が停戦実現後にロシアの再侵攻を防ぐための「安全の保証」を提供する方針に初めて支持を表明したほか、英仏は停戦合意後の多国籍軍派遣に関する宣言に署名した。

これについてロシア外務省は声明で、西側諸国による軍部隊や軍施設、兵站拠点などのウクライナ領内への展開は「外国による干渉」と見なすとし、こうした部隊や施設は全て「ロシア軍にとって正当的な戦闘目標になる」と警告。「(ウクライナ支援の)有志連合とウクライナによる新たな軍国主義的な宣言は、事実上の『戦争の枢軸』を形成している」とし、 「有志連合に参加する国の計画は 欧州の未来にとって、一段と危険で破壊的なものになっている」と非難した。