• 「欧州と米国の距離が開いていくのは世界にとって悪い」-財務相
  • 重要原材料などに関する主要7カ国などの財務相会合の前に語った
ドイツのクリンクバイル財務相
ドイツのクリンクバイル財務相Photographer: Soeren Stache/picture alliance/Getty Images

Kamil Kowalcze

ドイツのクリンクバイル財務相は、米国と欧州の間の亀裂が拡大していると述べ、関係の変化から目を背けてはならないと警告した。

  ワシントンでベッセント米財務長官が主催した、主要7カ国(G7)などの財務相会合の前に語った。クリンクバイル氏は「相違は大きくなりつつあることが分かる」とし、「欧州と米国の距離が開いていくのは世界にとって悪い」と述べた。

  同相は11日夜にベッセント氏と行った夕食会での会話は建設的だったとしつつも、欧州は「認識が甘く、現実が見えていない」状態であってはならないと強調した。

  クリンクバイル氏の2日間の訪米は、トランプ米大統領がベネズエラでの軍事行動を命じ、その後、デンマークの自治領グリーンランドを領有すると示唆してから数日後だった。

  ベッセント氏は、中国に対する重要原材料の依存低減や世界のサプライチェーン確保に向けた方策を協議するため、G7財務相のほか、オーストラリア、韓国、メキシコ、インドの財務担当相をワシントンに招いた。

  会合後、クリンクバイル氏は「解決されていない問題がいくつも残っており、今後数週間で明確にする必要がある」と述べた。取り上げられた議題には、重要原材料の最低価格設定、貿易クラブの形成、リサイクル比率の導入などが含まれた。

原題:Germany’s Klingbeil Says Europe Can’t Be Naive in Rift With US(抜粋)