▽ベネズエラが米に特使、市民も釈放-マチャド氏はトランプ氏と会談へ<bloomberg日本語版>2026年1月14日 at 11:01 JST

  • 外相経験者のプラセンシア駐英大使が15日にワシントンを訪問する
  • マチャド氏も同じ日にワシントンを訪れ、トランプ大統領と会談する
ベネズエラの野党指導者でノーベル平和賞を受賞したマリア・マチャド氏(オスロで、2025年12月11日)
ベネズエラの野党指導者でノーベル平和賞を受賞したマリア・マチャド氏(オスロで、2025年12月11日)Photographer: Naina Helén Jåma/Bloomberg

Ben BartensteinEric Martin

ベネズエラのロドリゲス暫定大統領は、マドゥロ大統領拘束後の米国との関係修復に向け、ワシントンに特使を派遣する。15日に米高官らとの協議に臨む。

  ベネズエラの野党指導者で昨年ノーベル平和賞を受賞したマリア・マチャド氏も同じ日にワシントンを訪れ、トランプ米大統領と会談する予定だ。複数の米当局者が明らかにした。

  非公開情報を理由に事情に詳しい複数の関係者が匿名で語ったところでは、ロドリゲス暫定大統領の命を受け、外相経験者のプラセンシア駐英大使が15日にワシントンを訪問する。

  トランプ大統領が石油タンカーの出入りを阻止する「海上封鎖」でベネズエラに圧力をかけ、政権移行まで同国を「運営する」と発言する状況で、長年対立してきた両国の外交関係修復を目指し、一連の協議が行われる。

  反米左派の指導者としてベネズエラを統治してきたマドゥロ氏は、1月3日の米軍の急襲で拘束された。麻薬テロ共謀などの罪で起訴されており、米国で裁判が行われる。

  一方、ベネズエラ政府は13日、収監していた米国籍を持つ市民の釈放を開始した。事情に詳しい関係者によれば、この日少なくとも1人が釈放され、ベネズエラを既に離れた。安全上の理由から関係者は身元を明らかにしていない。

  ベネズエラ情報省とホワイトハウス、米国務省に13日にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:Venezuela to Send Envoy for US Talks on Same Day Machado VisitsVenezuela Frees US Citizen Amid Gradual Prisoner Releases(抜粋)

▽ベネズエラ石油増産に時間、利益は当面限定的=IEAエコノミスト<ロイター日本語版>2026年1月14日午前 10:00 GMT+9

ベネズエラ石油増産に時間、利益は当面限定的=IEAエコノミスト

[サンデフィヨルド(ノルウェー) 13日 ロイター] – 国際エネルギー機関(IEA)のチーフエコノミストは13日、ベネズエラでの石油増産には時間がかかり、短期的には利益が限定的にとどまるとの見通しを示した。

米軍の急襲でマドゥロ大統領を権力の座から追放したことを受け、トランプ米大統領はベネズエラの石油産業再建に1000億ドルを投資するよう米エネルギー企業に要請している。

IEAのチーフエネルギーエコノミスト、ティム・グールド氏はノルウェーで行われたエネルギー関連会議で「われわれの見方では、(ベネズエラ情勢の)短期的な影響は比較的限定される公算が大きい」と述べた。

公式データによると、ベネズエラの推定原油埋蔵量は世界最大だが、数十年にわたる管理不備、投資不足、制裁のため、生産量は能力の一部にとどまっている。

グールド氏は「ベネズエラが最大の石油埋蔵量や資源を持っているという議論を見ると、やや誤解を招くように思われる。周知の通り、生産も市場に出すことも容易ではない」と指摘。

ベネズエラの「老朽化した時代遅れの石油インフラ」は、資源を市場に出すまでに多額の投資が必要だと述べた。