- 日本政府、来月の衆院選後に積極財政姿勢を強める-マン氏
- イールドカーブコントロール再導入の可能性にも言及

アリアンツ・グローバル・インベスターズでは、日本国債の最近の値動きが「かなり極端」なことを踏まえ、同市場での投資機会を積極的に議論していると、シニアポートフォリオマネジャーのランジブ・マン氏が明らかにした。同氏はイールドカーブコントロール(YCC)政策が復活するリスクにも言及した。
マン氏は20日、「円安が続く限り、圧力がさらに強まるのは明白だ。どの時点で日本国債をロングにするのか、あるいは10年債と30年債の利回り差縮小を見込むフラットナーといった取引を検討するのか、自問する必要がある」と指摘。自身の現行ポジションは「フラット」だと付け加えた。
「日本の現政権は、さらなる財政刺激策に向かう姿勢を明確にしている。それは債券市場や円に一定のボラティリティーをもたらす」とし、結果として「円や日本国債を安定させるため」、日本銀行の政策転換が起こる可能性があると続けた。
マン氏は日本政府が来月の衆院選後に、「積極財政」の姿勢を強めると見込んでいる。
「それにより、日本が再びイールドカーブコントロールの環境に戻るリスクは高まるだろうか」と問いかけた。
その上で、「日本国債は短期的にはアンダーパフォームし、ボラティリティーが続く可能性はある。ただ、足元の値動きがかなり極端であることを踏まえ、日本国債でポジションを構築する潜在的な機会について、積極的に議論している」と述べた。
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原題:AllianzGI’s Mann Says He’s Mulling Position in Japanese Bonds(抜粋)
