- ベッセント氏、審理出席は政治からの独立に逆行と苦言
- クック理事解任巡る審理、パウエル氏の出席に注目集まる

ベッセント米財務長官は、連邦準備制度理事会(FRB)理事の解任を巡る最高裁審理にパウエル議長が出席する意向を示していることを批判した。
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ベッセント氏は20日、スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の会場で、経済専門局CNBCとのインタビューに応じ、「FRBを政治から切り離したいと考えているのであれば、議長が出席して圧力をかけるような行動を取るのは大きな間違いだと思う」と語った。
トランプ大統領がクックFRB理事を解任しようとしている問題を巡り、最高裁は21日に審理を行う。事情に詳しい関係者が匿名を条件に語ったところによれば、パウエル議長は同審理に出席する予定だという。
ワシントンのFRB本部改修工事やそれに関するパウエル議長の議会証言を巡って大陪審から召喚状が送付されており、パウエル氏の出席は新たな意味を帯びている。
パウエル氏は「政権による脅しや継続的な圧力という、一段と広い文脈の中で受け止めるべきだ」と指摘している。
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原題:Bessent Says Powell Attending Supreme Court Hearing Is ‘Mistake’(抜粋)
