Jaspreet Singh

メタ、26年設備投資見通しは最大1350億ドル 「超知能」目指し

[28日 ロイター] – 米メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabは28日、同社の大規模なソーシャルメディアユーザー基盤に対して、高度にパーソナライズされた人工知能(AI)を提供する取り組みの一環である「スーパーインテリジェンス(超知能)」の実現を目指し、2026年の設備投資計画を73%増額した。

株主はマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の野心的な設備投資計画を支持し、メタの株価は引け後の時間外取引で10%上昇した。

この日発表した第1・四半期の売上高見通しや25年第4・四半期の利益・売上高が市場予想を上回った。

主力の広告収入は第4・四半期に24%増加した。

ザッカーバーグ氏はアナリストとの電話会見で、「今年はパーソナル・スーパーインテリジェンスを提供し、将来のビジネスインフラを加速させ、今後の会社のあり方を形作る大きな年になるだろう」と語った。

26年の年間設備投資額は1150─1350億ドルを見込む。サードパーティーのクラウドプロバイダーへの支払いや、人工知能(AI)データセンター資産の減価償却費の増加、インフラ運営費の増加などインフラコストが主な要因。ビジブル・アルファがまとめた予想は1099億ドル、前年の投資額は722億2000万ドルだった。

26年の総経費は1620億─1690億ドルのレンジを見込んでおり、前年の1176億9000万ドルから増加する。優秀なAI人材の採用に多額を投入する中、従業員報酬が増加する見通しだ。

第1・四半期の売上高見通しは535億─565億ドル。LSEGがまとめたアナリストの予想平均は514億1000万ドルだった。

メタの広告プラットフォームは依然として同社の成長エンジンであり、広告主によるキャンペーンの自動化・パーソナライズ化のほか、同社の超知能(機械が人間の能力を超える可能性のある理論上のマイルストーン)の達成に向けたAIインフラ投資に寄与している。

第4・四半期の広告収入は581億4000万ドルで、前年同期の467億8000万ドルから増加した。コストと経費は40%増加し、第4・四半期の総売上高の24%増を上回り、営業利益率を7%ポイント押し下げた。

インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、ジェシー・コーエン氏は、メタの長期投資家は広告事業がAIの変革に資金を供給するために十分なキャッシュフローを生み出し続ける、必要な過渡期として2026年を捉えるだろうと述べた。