▽イラン外相「公正なら」米と協議も、防衛問題には難色<ロイター日本語版>2026年1月31日午前 2:50 GMT+9
Parisa Hafezi, Jonathan Spicer

[イスタンブール 30日 ロイター] – イランのアラグチ外相は30日、米国との協議再開を巡って「公正かつ公平であれば、イランは参加する用意がある」と述べた。現時点では協議は予定されていないとし、イランの防衛能力に絡む問題については議論の対象とすべきではないと難色を示した。トルコのフィダン外相とイスタンブールで会談後の共同記者会見で発言した。
トランプ米大統領は29日、イランとの対話を計画していると述べた。一方で米国は中東地域に新たに軍艦を派遣しており、ヘグセス国防長官は、大統領が決断すれば米軍はそれを実行する準備があるとの姿勢を示している。これに対し、アラグチ氏は30日、米国の軍事行動の威嚇に対し、交渉にせよ戦闘にせよ備えがあると主張した。
イランの高官はロイターに先週、米国がイランとの交渉再開に求める主な要求の一つは、ミサイル計画の抑制だと指摘。一方、イランはこの要求を拒否している。
トルコやアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアなど中東各国は、イランと米国の軍事衝突を防ぐため外交努力を続けている。アラグチ氏は、フィダン氏との会談が「有益だった」と評価し、イランは地域の安定と平和を促進するため周辺諸国と取り組む用意があると言及した。
