▽自民・維新の与党で300議席超の勢い 中道は半減の可能性 産経・FNN衆院選情勢調査<産経ニュース>2026/2/2 16:21

産経新聞社は2日、衆院選についてFNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った調査(1月31日、2月1日実施)に取材を加え、8日の投開票に向けた情勢を探った。自民党は単独で過半数(233議席)を上回り、日本維新の会と合わせて与党で憲法改正発議に必要な3分の2(310議席)を超える勢いだ。一方、立憲民主党と公明党が衆院で結成した中道改革連合は公示前勢力からの半減も現実味を帯びる。
高市内閣への支持が広く波及
自民は289小選挙区のうち、200以上で優位に戦いを進める。比例代表との合計で公示前の198議席から大幅に増やし、300議席台も伺う。高市早苗内閣への高い支持が広く波及しているとみられる。維新は大阪の選挙区で堅調で、与党で改憲発議や、参院で否決された法案を衆院で再可決させるために必要な3分の2をクリアする可能性がある。
中道、政策の不透明さがブレーキ
中道は優勢の選挙区が20に届いていない。比例も苦しんでおり、公示前167議席からの半減も予想される。衆院選直前の結党で知名度を欠き、安全保障政策などの不透明さがブレーキになっているとの見方もある。
国民民主党は比例で健闘しているが、優勢な選挙区が限られ、公示前の27議席を維持できるかは不透明だ。共産党は獲得が比例にとどまる可能性があり、公示前の8議席に届くかは微妙な状況だ。公示前8議席のれいわ新選組と同5議席の減税日本・ゆうこく連合は後退する公算が大きい。
参政、躍進も小選挙区では厳しく
自民、中道に次ぐ190人を擁立した参政党は公示前の2議席から比例で大きく躍進する見通しだが、選挙区では厳しい戦いを強いられている。日本保守党は公示前1議席を守れるかが焦点だ。同0議席の社民党は逆風に直面。衆院選初挑戦のチームみらいは比例で善戦しており、5議席以上の獲得が視野に入る。
態度が不明や未定の人が小選挙区、比例とも1割前後おり、情勢は変わる可能性もある。
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調査は固定電話と携帯電話を対象に、電話番号を無作為発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。コンピューターで電話をかけるオートコールで、全289小選挙区の男女16万2746人から回答を得た。過去の選挙の投票者分布をもとに補正した。
▽高市首相が麻生副総裁や鈴木幹事長らと会談 衆院選の情勢分析、応援入り重点区を設定<産経ニュース>2026/2/2 23:25

高市早苗首相(自民党総裁)は2日夜、党本部で麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長らと会談した。同席した古屋圭司選対委員長によると、衆院選(8日投開票)の情勢分析が行われ、首相が今後応援に入る重点区を設定した。
会談は約2時間に渡って行われ、麻生太郎副総裁と鈴木俊一幹事長も同席した。古屋氏は「重点区はかなり多くある。どう総裁や副総裁、重要閣僚を含めて派遣していくか、緻密にやった」と説明した。
報道各社の情勢調査で自民優勢が伝えられていることに関しては、古屋氏は「手応えは感じているが、まだ序盤戦。選挙はこれからが本当の勝負だ。しっかり脇を締め、8日に向けて徹底的に頑張っていく」と述べた。
▽自民が単独過半数の勢い、中道不振続く 共同通信の終盤情勢調査<日経web版>2026年2月3日 5:00
共同通信社は1月31日〜2月2日、第51回衆院選について全国の有権者に電話調査を実施し、取材を加味して終盤情勢を探った。自民党は序盤から支持を拡大し、公示前勢力の198議席を超えて定数465の過半数(233)を単独で確保する勢い。中道改革連合は不振が続き、公示前(167)を大きく割り込みそうだ。日本維新の会、国民民主党は苦戦。参政党は2桁議席、チームみらいは複数議席を視野に入れる。
小選挙区で投票先未定は約2割おり、8日の投開票までに情勢が変化する可能性がある。
自民は高市早苗首相(党総裁)の高い支持を背景に、全289小選挙区のうち180程度で優位に立つ。比例も60から10程度伸ばす情勢。自民と連立を組む維新は伸び悩み、公示前34議席を下回りそうだ。
自民と維新を合わせた与党として、絶対安定多数(261)に届く可能性が出てきた。国会の17の常任委員会で委員長を押さえ、委員数でも野党を上回るための議員数で、国会運営で主導権を握ることができる。自民の古屋圭司選対委員長が自らの目標として言及している。
中道は立憲民主党と公明党が結成。リードする小選挙区は60程度で、比例も50議席程度とみられる。比較第1党になるとの目標達成は難しさを増している。
国民民主は、7議席から28議席に増やした2024年の前回衆院選の勢いは見られない。公示前の27に届くかどうか微妙だ。
共産党は小選挙区1議席の維持を目指す。比例と合わせて公示前の8議席をうかがう。
れいわ新選組は議席確保に全力を挙げる。公示前8議席だったが、全国的な浸透が見られない。「減税日本・ゆうこく連合」は小選挙区で議席獲得を見据える。
参政党は比例で支持を伸ばし、公示前の2議席から大幅に上積みしそうだ。衆院に議席を持たないチームみらいも、比例で厚い支持が見込める。
日本保守党は比例で議席を獲得できるかどうか注目される。社民党は低調だ。
電話調査には約19万4千人が回答した。〔共同〕
▽中道・野田共同代表「1足す1が2に届かなかったら失敗だ」…衆院選の結果次第で「責任取りたい」<読売新聞オンライン>2026/02/02 08:55
中道改革連合の野田共同代表は1日、東京都内で街頭演説し、衆院選の結果次第では「責任を取りたい」と明言した。中道改革に立憲民主、公明両党の衆院議員が参加したことを踏まえ、「公明支持層と立民支持層を足して、1足す1が2に届かなかったら失敗だ」と語った。
集会で支持を訴える野田共同代表(1月31日、太田市で)
野田氏は「1足す1が2・5、3になった時は、中道改革の旗印が日本政治のど真ん中に居続けられる」とも述べた。
▽首相は公開プロポーズも 自民と国民民主、現場は「仁義なき戦い」<朝日新聞デジタル>2026年2月3日 7時00分
公示前日にあった党首討論会。高市早苗首相は、国民民主の玉木雄一郎代表に「早くからプロポーズを送っている」と語りかけ、選挙後の与党入りを誘った。
高市政権になり、急速に距離を縮める自民と国民民主。だが、今回の選挙では、玉木氏の香川2区を含め、全国の18選挙区で前職同士が火花を散らす。
選挙の現場には、両党の近さを感じる空気感などまるでない。
コメ失言で農相を辞任した自民前職の地元・宮崎2区では、国民前職との農業票の争奪戦が勃発した。農業票・コメ票をめぐり、遠慮も仁義もない戦いだ。
公示日。宮崎県日向市であった自民陣営の第一声は、謝罪から始まった。「軽率な発言で迷惑をかけました」。約130人の支援者がガンバローの拳の波をつくると、候補者は三度、頭を下げた。

