Dmitry Antonov, Mark Trevelyan, Jonathan Landay

[ワシントン/モスクワ 5日 ロイター] – トランプ米大統領は5日、同日に失効した米国とロシアの新戦略兵器削減条約(新START)について、延長するのではなく「新しく、改善かつ近代化された条約」を締結するべきと述べ、ロシアのプーチン大統領が提案した自主的な延長を拒否した。
トランプ氏は「新STARTを延長するのではなく、将来にわたり機能する、新しく改良され、現代化された条約について核専門家に検討させるべきだ」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で、トランプ大統領の投稿を補足する形で、失効した新STARTの条件を維持するための暫定合意は存在しないと述べた。
新STARTは米ロ間に残る最後の核軍縮合意だった。プーチン大統領は新STARTで定められた戦略核弾頭のほか、運搬手段となるミサイル、航空機、潜水艦の配備上限を1年間に限り米ロ両国が順守することを提案。ロシア大統領府のペスコフ報道官はこの日のトランプ氏の投稿に先立ち、米国がプーチン大統領の提案に建設的に応じる場合、ロシアには対話に臨む用意があると述べていた。
