▽自民党が単独過半数の勢い、中道改革連合は大幅減…衆議院選挙終盤情勢<読売新聞オンライン>2026/02/05 22:00
読売新聞社は8日投開票の衆院選(定数465)について、電話とインターネットによる調査を3~5日に実施し、全国の総支局などの取材を加味して終盤の情勢を探った。自民党は優位に戦いを進めており、単独で過半数(233)を超える勢いだ。野党第1党の中道改革連合は公示前から大幅に議席を減らす情勢で、日本維新の会と国民民主党は苦戦している。
【グラフ】衆院選終盤情勢
自民は、1月27、28日の序盤調査と比較すると、289の小選挙区の半数近くで優勢を維持していて、公示前の198議席から大きく上積みしそうだ。比例選も含め、衆院の常任委員長ポストを独占し、各委員会で過半数を確保できる「絶対安定多数」(261)を自民単独で獲得することも視野に入る。維新を加えた与党では、法案の再可決や憲法改正の国会発議に必要な3分の2(310)もうかがう。
維新(公示前勢力34)は、本拠地の大阪ではリードを保っている小選挙区が多い。ただ、全国的な広がりには欠けており、比例選も含めた全体では伸び悩んでいる。
中道改革(同167)は小選挙区選、比例選ともに勢いを欠く。100議席を割り込み、さらに公示前から半減する可能性もある。公明党の支持母体である創価学会の組織力などを生かして盛り返しているとみられる選挙区もあるが、限定的だ。
国民民主は比例選で堅調だが、小選挙区では伸び悩んでおり、公示前の27議席を確保できるかどうか微妙な情勢が続く。
参政党(同2)は比例選で大幅増が見込まれるものの、序盤ほどの勢いはみられない。
共産党は苦戦が続いており、公示前の8議席を確保する見通しが立っていない。れいわ新選組(同8)も苦しい戦いで、議席を失う可能性がある。
減税ゆうこく(同5)は、小選挙区での議席獲得が視野に入る。日本保守党は比例選で1議席を維持できる可能性が出てきた。社民党は引き続き、議席獲得が厳しい見込みだ。
チームみらいは序盤から伸ばしており、比例選で10議席近くを獲得できる見通しとなっている。
電話調査は、自動音声による調査で18万2081人、インターネット調査は「Yahoo! JAPAN」のIDを持つユーザーら17万4512人、計35万6593人から回答を得た。一定数の回答者が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は流動的な要素もある。
▽苦戦する中道改革連合幹部・ベテラン、宮城4区の安住淳氏は自民・森下千里氏に一歩リード許す…衆議院選挙終盤情勢<読売新聞オンライン>2026/02/06 05:00
読売新聞社が実施した衆院選の終盤情勢調査では、自民党候補が勢いを増す小選挙区が目立った。中道改革連合は苦戦を強いられ、序盤情勢に比べ、劣勢の小選挙区は86から104に増えた。劣勢や接戦に追い込まれる党幹部やベテランも目立つ。
宮城4区では、衆院当選10回の安住共同幹事長が自民党の森下千里氏と横一線だったが、一歩リードされた。安住氏は無党派層の受け皿になれていないことが響いている。安住氏への支持割合は序盤から横ばいだが、森下氏は1割半ばから3割強に増やしている。
東京27区でやや優位だった中道改革の長妻昭・元厚生労働相は接戦に持ち込まれた。初出馬の1990年衆院選以来、12回連続で勝利してきた中道改革の岡田克也・元外相も三重3区で自民の石原正敬氏との混戦の度合いが増した。長妻、岡田両氏ともに、無党派層や若年層の支持拡大で自民候補に後れを取っている。
一方、首都圏の一部では中道改革候補が巻き返しつつある選挙区もある。東京17区や神奈川5区では、先行されていた自民候補との差を詰め、互角の戦いを繰り広げている。公明党支持者らの活動の活発化が後押ししている可能性がある。
中道改革の野田共同代表は5日、横浜市内で記者団に「反転攻勢ができる可能性も少し感じられるようになってきた」と語り、首都圏の接戦区を重点的にてこ入れする考えを示した。
▽自民・維新300議席超うかがう 衆院選終盤情勢、中道半減の可能性<日経web版>2026年2月5日 22:00
日本経済新聞社は8日投開票の衆院選について調査し、終盤情勢を探った。与党の自民党と日本維新の会が定数465のうち300を超える議席をうかがう。新党「中道改革連合」は公示前の167議席から半減する可能性がある。国民民主党は横ばい、参政党やチームみらいは伸長する勢いだ。
全国で3〜5日に電話とインターネットで調査した上で、取材を加味して情勢を分析した。序盤の1月27、28両日にも同様に調査している。…


