▽自民 316議席獲得 単独で3分の2超 中道は49議席【開票結果】

衆議院選挙は、これまでに小選挙区、比例代表をあわせた465の全議席が確定しました。
自民党は単独で衆議院全体の3分の2にあたる310議席を上回り316議席を獲得しました。これに対し野党側は、中道改革連合が選挙前の172から100議席以上減らし、49議席にとどまりました。

【全議席確定(定員465)】

衆議院選挙は、これまでに小選挙区、比例代表をあわせた465の全議席が確定しました。

▽自民党:小選挙区 249議席/比例代表 67議席 計316議席
▽中道改革連合:小選挙区 7議席/比例代表 42議席 計49議席
▽日本維新の会:小選挙区 20議席/比例代表 16議席 計36議席
▽国民民主党:小選挙区 8議席/比例代表 20議席 計28議席
▽参政党:比例代表 15議席
▽チームみらい:比例代表 11議席
▽共産党:比例代表 4議席
▽れいわ新選組:比例代表 1議席
▽減税日本・ゆうこく連合:小選挙区 1議席
▽無所属:小選挙区 4議席

▽日本保守党と▽社民党は議席を獲得できませんでした。

自民 歴史的圧勝 1政党が単独で3分の2超の獲得は戦後初

自民党は、参議院で否決された法案の再可決や、憲法改正の発議に必要な、衆議院全体の465議席の3分の2にあたる310議席を上回り316議席に達しました。衆議院で、1つの政党が単独で3分の2以上の議席を獲得するのは戦後初めてです。

高市総理大臣は8日午後11時前、NHKの開票速報番組で、日本維新の会との関係について「維新には、ずっと『内閣での責任も一緒に担ってほしい』とお願いしてきた。その気持ちは変わっていない」と述べました。その上で、政権の人事について「今の閣僚はよいチームだと思っている。政権発足からわずか3か月あまりだが、みんな一生懸命働き、結果を出しつつあるので、これを変えることは考えていない。例外としては、維新から閣僚を1人出すとかそういう話があったときに考えることだ」と述べました。

これに対し野党側は、中道改革連合があわせて49議席で選挙前の172の3分の1以下となりました。
野田共同代表は9日午前0時半すぎ、記者会見で「すべては結果責任なので、これだけの大敗を喫した責任というのはまさに代表である私の責任が極めて大きい。万死に値する大きな責任だと思っている。それをよく踏まえて役員会に臨みたい」と述べました。
また斉藤共同代表は「野田共同代表とともにそれぞれの党を離党して中道の旗のもとに集まるという大決断をした。その責任はきちんと取らなければならない。役員会があるので、一緒に戦ってきた皆さんに私の気持ちを話したい」と述べました。
安住共同幹事長は、共同幹事長を辞任する意向を固め周辺に伝えました。

日本維新の会の吉村代表は、大阪市で記者会見し「非常に厳しい、難しい選挙だった。野党のときは常に対じする形で主張すればよいが、今回は連立合意の信を問うということなので有権者に訴えるのがより難しいと感じた」と述べました。

国民民主党の玉木代表は8日夜、NHKの開票速報番組で、自民・維新の連立政権に加わる可能性があるか質問されたのに対し「与党が300議席以上をとったら、もう意味がないし、必要性がないのではないか。連立や政権交代どうこうではなく政策本位で国民のためになることを前に進めることを最優先に考えたい」と述べました。

参政党は、選挙前の2議席から15議席に到達しました。神谷代表は、8日夜、NHKの開票速報番組で「自民党との関係はこれまでもそうだが政策ごとに是々非々で賛成できるものは賛成し、だめだと思うものは反対していく。われわれの意見を聴いてもらえるのであれば賛成する法案が増えてくる可能性もある」と述べました。

中道 49議席 選挙前の3分の1以下に 多くのベテランが落選

中道改革連合は獲得議席が小選挙区で7、比例代表で42のあわせて49で選挙前の172の3分の1以下となりました。

立憲民主党出身の候補者では安住・共同幹事長のほか、自民党の幹事長や民主党の代表などを務めた小沢一郎氏、立憲民主党の元幹事長を務めた岡田克也氏、衆議院副議長を務めた玄葉光一郎氏、立憲民主党を結党し、代表を務めた枝野幸男氏らが落選しました。

一方、公明党出身の候補者は比例代表の11のブロックすべてで名簿順位の5位までの上位に記載され、全員が当選しました。

NEW

比例 自民・みらい 候補者足りず 議席が他党に割りふられる

比例代表では、自民党が3つのブロックで、チームみらいが1つのブロックでそれぞれ、名簿に載せた候補者が足りなくなった結果、本来獲得できるはずだった議席数が減り、他の政党に割りふられました。

【自民党】
小選挙区との重複立候補者が、小選挙区で相次いで当選したため3つのブロックであわせて13議席分の名簿が足りなくなりました。
<南関東ブロック>
10議席を獲得できる票を得ましたが、6議席分の名簿が足りず、中道改革連合に2議席、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、チームみらいに、それぞれ1議席ずつ割り振られました。

<東京ブロック>
8議席を獲得できる票を得ましたが、5議席分の名簿が足りず、中道改革連合に2議席、国民民主党、参政党、チームみらいに、それぞれ1議席ずつ割り振られました。

<北陸信越ブロック>
5議席を獲得できる票を得ましたが、2議席分の名簿が足りず、中道改革連合に2議席が割り振られました。


【チームみらい】
近畿ブロックで、2議席を確保できる票を得ましたが、比例名簿に登載された2人の候補者が、重複立候補した小選挙区で有効投票の10%を得票できなかったため、いずれも名簿から削除されました。
この結果、本来、チームみらいが得るはずだった2議席は、中道改革連合と日本維新の会がそれぞれ1議席ずつ獲得しました。

保守 議席獲得できず

選挙前の衆議院の勢力が1議席だった日本保守党は今回、小選挙区と比例代表にあわせて20人の候補者を擁立しましたが、得票が伸びず、議席を獲得できませんでした。

社民 議席獲得できず 国政選挙で初

社民党は今回、小選挙区と比例代表にあわせて15人の候補者を擁立しましたが、得票が伸びず、議席を獲得できませんでした。社民党が国政選挙で議席を得られなかったのは補欠選挙を除いて初めてです。社民党の国会議員は参議院議員2人となりました。


==【選挙経過】各党幹部の動き・注目選挙区の状況==

自民 不記載議員43人を公認 41人の当選確実

今回の衆議院選挙で、自民党は、政治資金収支報告書に不記載があった前議員や元議員らあわせて43人を公認し、比例代表での復活当選も含め41人の当選が確実になりました。

中道 比例代表で公明出身の候補者28人 全員の当選確実

中道改革連合は比例代表で公明党出身の候補者28人全員の当選が確実となりました。中道は比例代表の11のブロックすべてで名簿順位の5位までの上位に公明出身の候補を並べ、それよりも下位に立憲民主党の出身の候補を記載していました。

推定投票率 55.68%前後になる見込み

NHKのまとめによりますと、今回の衆議院選挙の推定投票率は、7日までに期日前投票を行った2701万7000人余りの分も含めて、全国で55.68%前後になる見込みです。前回・おととしの衆議院選挙の投票率は53・85%でした。

中道 枝野幸男氏が落選確実

立憲民主党を結党し、代表を務めた中道改革連合の枝野幸男氏が小選挙区の埼玉5区で敗れ、重複立候補した比例代表の北関東ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実になりました。

枝野氏は61歳。1993年の衆議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選し、民主党政権では官房長官や経済産業大臣などを歴任しました。2017年に、所属していた民進党が東京都の小池知事が立ち上げた希望の党への合流をめぐって分裂すると、立憲民主党を結党して代表に就任し、直後の衆議院選挙で野党第1党の議席を獲得しました。

選挙戦では、物価高対策や社会保障政策などを訴えて12回目の当選を目指しましたが、選挙区で敗れ、重複立候補した比例代表の北関東ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実になりました。

【開票状況】埼玉5区

自民と中道 一騎打ちは自民の22勝2敗

自民党と中道改革連合の一騎打ちの構図となった24の選挙区は、自民党の22勝2敗となりました。

また自民党と日本維新の会が競合した85の選挙区は、自民が64、維新が18の選挙区でそれぞれ勝利しました。このほか中道が2つ、国民が1つの選挙区を制しています。

自民 東京の30選挙区で全勝 このほかの地域も全勝

自民党は東京の30の選挙区すべてで勝利しました。

このほか自民党は富山、石川、福井の北陸地方の3県と山梨、長野、新潟の甲信越地方の3県のあわせて20ある選挙区すべてで勝利。
鳥取、島根、岡山、広島、山口の中国地方の5つの県の17ある選挙区すべてで勝利しました。

00:30すぎ

高市首相 X投稿「今春のホワイトハウス訪問 心待ちにしている」

高市総理大臣は、午前0時半すぎ、旧ツイッターの「X」にアメリカのトランプ大統領が来月19日にみずからをホワイトハウスに招き首脳会談を行う意向を明らかにした投稿に返信する形で英語と日本語で投稿しました。

この中では「ドナルド・J・トランプ大統領の温かいお言葉に心から感謝いたします。今春にホワイトハウスを訪問し、日米同盟の更なる強化に向けて、共に更なる取組を進めることができることを心待ちにしています」としています。

その上で「日米同盟と日米の友好関係は深い信頼と緊密で強固な協力の上に築かれています。私たちの同盟の潜在力は無限大です。日米同盟が両国、そして世界に、平和と繁栄をもたらし続けるよう、一緒に働いていきましょう」としています。

自民 鈴木幹事長「衆議院で再可決 不思議ではない」

自民党の鈴木幹事長は、8日夜、党本部で記者団に対し「高市総理大臣に対する期待感や新たな政策を進めることへの期待感が大きかった。高市政権の政策を進めるのが自民党だという評価が投票や支持につながったのではないか。一方で、公明党と立憲民主党で新しい政党をつくったが、日数が少なく支持を集められなかった」と述べました。

また、衆議院全体の3分の2にあたる310議席に達することが確実な情勢になったことについて「数を頼んで無理くり物事を通すという姿勢は慎み、謙虚にやっていかなければならない。ただ、国会の決まりとして衆議院で再可決することは不思議ではない。そういう状況になれば国会のルール、決まりの中で対応していく」と述べました。

一方、政治資金収支報告書に不記載があった候補者が当選したことについて「政治とカネの問題に対する大変な批判を受けたことは決して忘れてはならない。二度とこうした問題を起こさないという強い決意をしたので、国民が不記載があった議員にも投票しまた働く立場を与えてもらったのだと思う」と述べました。

00:30すぎ

中道 野田共同代表「万死に値する大きな責任」

中道改革連合の野田共同代表は午前0時半すぎ、記者会見で「すべては結果責任なので、これだけの大敗を喫した責任というのは、まさに代表である私の責任が極めて大きい。万死に値する大きな責任だと思っている。それをよく踏まえて役員会に臨みたい」と述べました。

そして「独特の何とも言えない空気によって大きく結果が左右された。それも一つの戦略だったとするならその意味では与党に敗北したと思う。自民党は何を考えているかや政治とカネの問題といった個別の問題を超えたところですごい空気が漂っていて、あらがいがたい状況の中で投票日を迎えた」と述べました。

また「種火を消すことなく、ともし続けるかぎりチャンスはあると諦めないでいきたい。当面の国会は与党が圧倒的多数だしわれわれの存在感がないことは間違いないが国会の審議を通じてどのようなことが起こってくるかなどによってより広範な人たちに結集を呼びかける可能性はまだまだある」と述べました。

野田共同代表は8日午後11時半ごろ、TBSラジオの番組で、結党にあたり、男性中心の執行部となったことが選挙結果に与えた影響を問われ「時代遅れの感があったとするなら、それは反省だ。覚悟を決めて新しい党をつくろうと、最後のひと仕事だと思った連中が最初に動いたのでこうなったが、もっと有為な若手も女性もたくさんいたので、その活用をもっと表に出せばよかった」と述べました。

中道 斉藤共同代表「責任はきちんと取らなければならない」

中道改革連合の斉藤共同代表は、午前0時半すぎ、記者会見で「野田共同代表とともにそれぞれの党を離党して中道の旗のもとに集まるという大決断をした。その責任はきちんと取らなければならない。役員会があるので、一緒に戦ってきた皆さんに私の気持ちを話したい」と述べました。

また「中道のかたまりをつくるという方向性は間違っていない。最初は少し小さなかたまりかもしれないが、しっかりこれを拡大することが必要だ」と述べました。

国民 玉木代表「本当の意味で民主党時代が終わった」

国民民主党の玉木代表は、午前0時半すぎ、記者会見で「私たちが最も頼れる野党として国会の中で存在感を発揮していかなければならないし責任もより重くなる。対決より解決、政策本位でしっかりと向き合っていく」と述べました。また中道改革連合から立候補したベテランの落選が相次いだことについて「本当の意味で民主党時代が終わった。にわかには信じられないところもあるが時代の区切りが一つ、ついたのかなという感慨を覚える」と述べました。

中道 長妻昭氏 小選挙区で議席確保できない見通し

東京27区は、自民党の新人、黒崎祐一さんの当選が確実になりました。中道改革連合の前議員で、民主党政権で厚生労働大臣を務めた長妻昭さんは選挙区では議席を確保できず、重複立候補した比例代表の結果を待つことになります。

中道 小沢一郎氏 安住氏 玄葉氏の落選確実

中道改革連合のベテランの落選が確実となっています。

▽自民党の幹事長や民主党の代表などを務めた前議員の小沢一郎氏が小選挙区の岩手3区で敗れ、重複立候補した比例代表の東北ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実となりました。
▽安住淳・共同幹事長が小選挙区の宮城4区で敗れ、重複立候補した比例代表の東北ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実になりました。
▽衆議院副議長を務めた玄葉光一郎氏が小選挙区の福島2区で敗れ、重複立候補した比例代表の東北ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実になりました。

中道 岡田克也氏が落選確実 比例重複せず

三重3区は自民党の元議員、石原正敬さんの当選が確実になりました。中道改革連合の前議員で立憲民主党の元幹事長の岡田克也さんは、比例代表に重複立候補をしていないことから落選が確実になりました。

【開票状況】三重3区

23:00前

高市首相 政権人事「今の閣僚はよいチーム」

高市総理大臣は、午後11時前、NHKの開票速報番組で、日本維新の会との関係について「維新には、ずっと『内閣での責任も一緒に担ってほしい』とお願いしてきた。その気持ちは変わっていない」と述べました。その上で、政権の人事について「今の閣僚はよいチームだと思っている。政権発足からわずか3か月余りだが、みんな一生懸命働き、結果を出しつつあるので、これを変えることは考えていない。例外としては、維新から閣僚を1人出すとかそういう話があったときに考えることだ」と述べました。
また、党内のガバナンスについて問われたのに対し「政治資金収支報告書への不記載という問題があったので深く反省し、新たな事実があった場合には厳正に対処する。法律をしっかりと守ってもらう」と述べました。
高市総理大臣は、午後11時前、テレビ朝日の開票速報番組で、殺傷能力のある武器の輸出をどこまで認めるかについて「いま党内で議論しているが、いまよりは幅が広がっていく。友好国や同志国にはしっかりと自分たちの身や国民を守れるといったものであれば、移転をしてもいいのではないかという前提で議論している」と述べました。

22:00すぎ

高市首相 政権人事「まだ内閣発足3か月余 大きな変更ない」

自民党の高市総理大臣は、午後10時すぎ、テレビ東京の開票速報番組で、政権の人事について「まだ内閣を発足して3か月余りだ。閣僚は、私が自信を持って選んだ方々で必死でいま仕事をしてもらっている最中だ。特に大きな変更があるといった状況にはない」と述べました。
また、日本維新の会との関係について「維新には『なんとか1人でも閣内にお願いします』ということを言い続けてきた。やはり閣内でも責任を一緒に担ってほしいという気持ちに変わりはない」と述べました。
党の政権公約に掲げた食料品を2年間に限って消費税の対象としないことについては「国民会議で議論し、検討を加速する。各党さまざまな意見を持っていて、これだけ大きな大切なことなので、しっかり検討し結論を得る。早期に結論が得られれば税法改正案を提出する運びになるかと思う」と述べました。
憲法改正案については「各党さまざま用意をしている。また、自民党でも用意しているので、具体的な案をしっかりと憲法審査会で審議してもらえるとありがたい」と述べました。
また午後10時半前、日本テレビの開票速報番組で、連立の枠組みの拡大について「日本維新の会との連立はとても大事で、しっかりと続けていきたいという思いは強い。さらに一緒にやろうよと言ってくれる政党があれば、ぜひ一緒にやらせてほしい」と述べました。

22:00すぎ

中道 野田共同代表「示された民意 厳粛に謙虚に受け止め」

中道改革連合の野田共同代表は午後10時すぎ、NHKの開票速報番組で「多くの皆さんの示されている民意というものは、厳粛に謙虚に受け止めなければいけないと思う。厳しい結果が出つつあるが、謙虚に受け止めていかなければいけないと考えている」と述べました。
また、共同代表を辞任する考えはないのかと質問されたのに対し「1人でも多くの同志が当選できることを祈りながら、大勢判明したあとにいろいろ話したい。いずれにしても腹は決まっているが、ほかの役員ともよく協議をして、これからの党のあり方を考えて対応したい」と述べました。その上で、9日にも党の役員会を開く考えを示しました。

立憲民主党と公明党に所属する参議院議員や地方議員は今後、中道改革連合に合流するのか、質問されたのに対し「まだいつとは申し上げないが国民政党としては参議院も地方議会の皆さんもということをステップを踏みながら詰めていくのが基本だ。まずは国会内での連携を図っていく」と述べました。

野田共同代表は、午後10時半ごろ、日本テレビの番組で、安住共同幹事長が共同幹事長を辞任する意向を固めたことについて「本人から連絡をもらい、そういう申し出があった。役員会で対応を検討したい」と述べました。

野田共同代表は、午後11時前、ニッポン放送の番組で、公明党出身の議員が比例代表で議席を得る一方で、立憲民主党出身の重鎮が選挙区で落選する情勢となっていることについて質問されたのに対し「役割分担でそれぞれの立場で最大化できればということで合意して進めたことだ。その決断をしたのは私で私の責任だ」と述べました。

22:00すぎ

中道 斉藤共同代表「私も腹を決めている」

中道改革連合の斉藤共同代表は、午後10時すぎ、NHKの開票速報番組で、共同代表を辞任する考えはないのかと質問されたのに対し「私も腹を決めている。新たな体制をつくっていかなくてはならない。それを見据えながら責任の取り方について近々私の考えを述べたい」と述べました。

また、立憲民主党と公明党に所属する参議院議員や地方議員は今後、中道改革連合に合流するのか、質問されたのに対し「必ずする。1つの国民政党としてまとまっていかなければならない。その『中道』の大きなかたまりをつくることが日本にとって今後重要になる」と述べました。

斉藤共同代表は、午後10時すぎ、フジテレビの番組で、選挙結果を受けて立憲民主党と公明党にわかれる考えがあるか問われ「わかれません。一緒にずっとやっていく」と述べました。

維新 吉村代表「非常に厳しい 難しい選挙だった」

日本維新の会の吉村代表は、大阪市で記者会見し「非常に厳しい、難しい選挙だった。野党のときは常に対じする形で主張すればよいが、今回は連立合意の信を問うということなので有権者に訴えるのがより難しいと感じた」と述べました。
その上で「連立のパートナーとして、与党の議席が増えることは政策の実現につながるのでよいことだ。連立合意には維新の公約がたくさんあるのでそれを実行することで、信頼して投票してくれた有権者に維新の改革を示していきたい」と述べました。

参政 神谷代表「自民との関係 政策ごとに是々非々で」

参政党の神谷代表は、午後11時すぎ、NHKの開票速報番組で「いま言われているような議席数であれば、われわれが首班指名しようが、しまいが、高市総理大臣になるのは確定なので党の議員には『神谷宗幣』と書いてもらうことになると思う」と述べました。
その上で「自民党との関係はこれまでもそうだが政策ごとに是々非々で賛成できるものは賛成し、だめだと思うものは反対していく。われわれの意見を聴いてもらえるのであれば賛成する法案が増えてくる可能性もある」と述べました。

共産 田村委員長「自民 大勝 ますます共産の役割 問われている」

共産党の田村委員長は、8日夜11時すぎ、NHKの開票速報番組で「議席については今後の状況を見守っていきたい。自民党大勝というような選挙情勢のもとでは、ますます私たち共産党の役割が問われているという覚悟を固めて頑張っていかなければならない」と述べました。

保守 百田代表「国民は自民党に白紙委任状を与えた」

日本保守党の百田代表は、9日午前0時半すぎ、東京都内で記者団に対し「国民は自民党に白紙委任状を与えた。もう自民党のどんな法案でも通る。私たちは移民政策をなんとかしたい、押しとどめたいと思うが苦しくなり相当厳しいと感じる。日本を豊かに強くする政策だと思うときに、高市総理大臣から協力を要請されればいつでも何でも協力する。そうではないときには、もちろん反対する」と述べました。

減ゆ 原口共同代表 小選挙区で議席確保できない見通し

佐賀1区は、自民党の前議員、岩田和親さんの当選が確実になりました。減税日本・ゆうこく連合の原口一博・共同代表は選挙区では議席を確保できず重複立候補した比例代表の結果を待つことになります。

原口共同代表は8日夜11時半すぎ、佐賀市で記者団に対し「不思議と静かな気持ちだ。ここは通過点で終点ではない。全国で風を起こそうとしたが、その風が停滞した台風につかまった感じだ。減税・ゆうこく連合は新しい政党のプラットフォームで自分自身が教育係になって20代、30代の若い人たちをどんどん輩出できる学校の役割をしたい」と述べました。

【開票状況】佐賀1区

22:00すぎ

国民 玉木代表「連立や政権交代どうこうではなく政策本位で」

国民民主党の玉木代表は、午後10時すぎ、NHKの開票速報番組で、自民・維新の連立政権に加わる可能性があるか質問されたのに対し「与党が300議席以上をとったらもう意味がないし、必要性がないのではないか。連立や政権交代どうこうではなく政策本位で国民のためになることを前に進めることを最優先に考えたい」と述べました。

22:00ごろ

社民 福島党首「ショックというか極めて残念」

社民党の福島党首は、午後10時ごろ東京都内で記者会見し「自民党が圧勝しそうで維新の会も入れれば3分の2を超えるのではないかと言われている状況にショックというか極めて残念だ。社民党としてなんとか1議席以上獲得できるように祈るような思いで見守っていきたい」と述べました。

自民 古屋選対委員長 世耕氏は「プロセス踏み入党になると思う」

自民党の古屋選挙対策委員長は、党本部で記者団に対し、和歌山2区で当選した世耕弘成氏について「今後対応していく必要がある。一定のプロセスを踏んだ上で入党という形になると思う」と述べました。

自民 斉木武志氏を追加公認

自民党は、今回の衆議院選挙で支持し、福井2区で当選が確実になった斉木武志氏を8日付けで追加公認したと発表しました。追加公認されたのは、福井2区から無所属で立候補し、当選が確実になった前の議員の斉木武志氏です。

斉木氏は、去年9月に日本維新の会に離党届を提出し、除名処分を受けたあと、無所属で活動していました。そして、去年11月にほかの2人の無所属議員とともに衆議院の自民党の会派に加わりました。
自民党は、今回の衆議院選挙で、福井2区での候補者の擁立を見送る一方、無所属で立候補した斉木氏を支持していました。

中道 江田憲司氏 小選挙区で議席確保できない見通し

神奈川8区は、自民党の前議員、三谷英弘さんの当選が確実になりました。中道改革連合の前議員で立憲民主党の代表代行などを務めた江田憲司さんは選挙区では議席を確保できず、重複立候補した比例代表の結果を待つことになります。

【開票状況】神奈川8区

21:30すぎ

高市首相 自民党本部の開票センターに入る

高市総理大臣は午後9時半すぎ、総理大臣公邸を出て午後9時35分ごろ、自民党の開票センターが設けられている党本部に入りました。党本部には、すでに鈴木幹事長や古屋選挙対策委員長ら党4役が入っています。
高市総理大臣は午後9時40分ごろ、自民党本部4階に設けられた開票センターに入りました。

21:20ごろ

中道 野田共同代表 党の開票センターに

中道改革連合の野田共同代表は、午後9時20分ごろ、党の開票センターが設けられている東京都内のホテルに入りました。記者団から「厳しい情勢だが」と問われたのに対し、野田氏は、険しい表情で「そうですね」述べました。

20:30すぎ

みらい 安野党首「目標5議席以上の達成できそう 喜ばしい」

チームみらいの安野党首は、午後8時半すぎ、NHKの開票速報番組で「目標としていた5議席以上の獲得を達成できそうであるのは喜ばしいことだ。短い期間だったが急な中でもしっかりと支えていただいた全国のサポーターのおかげだ。われわれのみが消費税の減税はやるべきではないということを申し上げていたが減税が必要ないと思っている方の受け皿になった側面はあると思っている」と述べました。

安野党首は、午後8時45分ごろ、東京都内で記者会見し、今後、自民・維新の連立政権に加わる可能性や、ほかの野党との連携のあり方について質問されたのに対し「例えば与党に入るということになった場合、得られるものと失うものをしっかりと比較した上で総合的に判断していく。ただ、ありとあらゆる連携の可能性は常にあると考えている」と述べました。

中道 安住氏 共同幹事長を辞任する意向を固める

中道改革連合の安住共同幹事長は、今回の衆議院選挙で、中道改革連合が選挙前の議席から大幅に減らし、半分程度にとどまる情勢となっており、みずからも選挙区では議席を確保できないことが確実になったことを受けて、共同幹事長を辞任する意向を固め、周辺に伝えました。

中道 小沢一郎氏 小選挙区で議席確保できない見通し

岩手3区は、自民党の元議員、藤原崇さんの当選が確実になりました。中道改革連合の前議員で自民党の幹事長や民主党の代表などを務めた小沢一郎さんは選挙区では議席を確保できず重複立候補した比例代表の結果を待つことになります。

【開票状況】岩手3区

20:30ごろ

参政 神谷代表「なんとか吹き飛ばされずに議席増の結果に」

参政党の神谷代表は午後8時半ごろNHKの開票速報番組で「自民党の勢いが強い中で十分に票を伸ばしきれなかったとは感じているが前回の選挙よりもしっかりと地方に根を張って組織拡大ができた。まだ小さい党なので埋没しないように戦った結果、なんとか吹き飛ばされずに議席を増やせる結果になった」と述べました。

20:00すぎ

自民 鈴木幹事長「政策への期待 自民への支持いただいた」

自民党の鈴木幹事長は、午後8時すぎ、テレビ東京の開票速報番組で「高市総理大臣が進めようとする『責任ある積極財政』や『防衛力・外交力の強化』といった政策に対する期待と、それを推し進める自民党への支持をいただいた」と述べました。
その上で「議席が多くても謙虚に政治を進めなければならない。当然のことながら、国民民主党をはじめ、野党の考えにもしっかりと耳を傾けていく」と述べました。一方、党の政権公約に掲げた食料品を2年間に限って消費税の対象としないことについて「しっかりと議論を進めていきたい。ただ、給付付き税額控除を実施するまでのつなぎの措置という位置づけだ」と述べました。

20:00すぎ

国民 榛葉幹事長“与野党なく 政策実現のために協力”

国民民主党の榛葉幹事長は、午後8時すぎ、テレビ東京の番組で「非常に強い自民党への追い風の中、よくふんばって戦ってくれた。しっかり根を張って飛ばされずに頑張ってる仲間がいることに心から敬意を表したい」と述べました。その上で「野党第1党がこのように崩れてきて永田町には与党も野党も決してない。国民が求めている政策の実現のために協力できることはしっかりと協力していくのは変わらない」と述べました。

20:00すぎ

れいわ 大石共同代表「山本代表の訴求力 大きかった」

れいわ新選組の大石共同代表は午後8時すぎ、東京都内に設けられた開票センターで記者団に対し「大きく議席を減らす可能性が高いという速報が出ており非常に悔しい。山本太郎代表が体を壊して活動休止になり私がテレビでの党首討論や演説などで訴えたが、実感として山本代表の訴求力は大きかったと受け止めている。そうだとしても、れいわ新選組という国民政党の存在が揺らぐものではないと私は確信している」と述べました。

20:00すぎ

中道 中野共同幹事長「謙虚に重く受け止めなければいけない」

中道改革連合の中野共同幹事長は、午後8時すぎ、NHKの開票速報番組で「しっかりと謙虚に重く受け止めなければいけない。接戦区で開票がこれから進んでいく選挙区も数多くあるので、一人でも多くの仲間が当選することを祈ってしっかり開票を見守っていきたい」と述べました。

20:00すぎ

自民 小林政調会長「強い経済を実現 有権者に受け止められたか」

自民党の小林政務調査会長は午後8時すぎ、NHKの開票速報番組で「高市総理大臣が、また自民党の政権公約でもど真ん中に打ち出した、責任ある積極財政のもとで戦略的な投資を行い、強い経済を実現していくことが有権者に受け止められたのではないか」と述べました。

また午後8時ごろ、BS朝日の番組で「何か強烈な風を感じたわけではないが、自民党の候補者が政権公約を精いっぱい死に物狂いで訴えた姿が印象的で、その熱量が有権者に伝わったのであればありがたい」と述べました。
党の政権公約に掲げた食料品を2年間に限って消費税の対象としないことについて「システム関係の事業者に加え、農業や外食産業への影響などがあるので、超党派で構成する国民会議でしっかりと関係者の意見も聞きながら、実現に向けた検討をスピードアップしていく」と述べました。

高市首相 公邸で過ごす

高市総理大臣は、8日はこれまでのところ外出せず、総理大臣公邸で過ごしています。このあと、夜9時前にはミラノ・コルティナオリンピック、スノーボードの男子ビッグエアで今大会、日本選手で最初の金メダルを獲得した木村葵来選手に電話で祝意を伝えることにしています。その後、自民党本部に移動して、衆議院選挙の開票状況を見守る見通しです。

中道 安住共同幹事長 小選挙区で議席確保できない見通し

宮城4区は自民党の前議員、森下千里さんの当選が確実になりました。中道改革連合の安住淳・共同幹事長は選挙区では議席を確保できず重複立候補した比例代表の結果を待つことになります。

安住共同幹事長は、宮城県石巻市で開かれた支援者を集めた会合にオンラインで参加し「私の不徳の致すところで、貴重な議席を失ってしまったことを心からおわび申し上げる。全国的にも高市政権の旋風の中で大変苦戦している。何とか一人でも多く議席を維持して反転攻勢へとつなげていきたい」と述べました。

【開票状況】宮城4区

中道 玄葉光一郎氏 小選挙区で議席確保できない見通し

福島2区は、自民党の前議員、根本拓さんの当選が確実になりました。中道改革連合の前議員で衆議院副議長を務めた玄葉光一郎さんは選挙区では議席を確保できず重複立候補した比例代表の結果を待つことになります。

【開票状況】福島2区

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衆院選2026 特設サイト

小選挙区・比例代表の立候補者一覧や、選挙関連の情報、最新ニュースをこちらのサイトで。午後8時からは全国の出口調査や開票速報をリアルタイムでお伝えします。

注目

各党 獲得予想議席

NHKは、投票日の8日、全国4000か所余りの投票所で投票を終えた有権者およそ57万1000人を対象に出口調査を行い、59.7%にあたる34万人余りから回答を得ました。
出口調査や情勢分析の結果、各党の獲得予想議席は次の通りです。

▽自民党が274議席から328議席と単独で過半数の233議席を大きく上回ることが確実な情勢です。常任委員会のすべてで委員長を出した上で過半数の委員を確保できるいわゆる「絶対安定多数」の261議席を確保することが確実で、さらに、単独で300議席に達する可能性があります。これにより、高市政権は継続する見通しとなりました。
自民党単独での過半数の獲得は5年前、2021年の前々回の選挙以来です。

▽日本維新の会は28議席から38議席を獲得する見通しです。
この結果、自民・維新両党の与党の獲得予想議席は302議席から366議席となり、法案の再可決や憲法改正の発議に必要な衆議院全体の3分の2にあたる310議席を確保する勢いです。

一方、野党側は
▽中道改革連合が37議席から91議席と、選挙前の172議席から大幅に減らし、半分程度にとどまる情勢です。

▽国民民主党は18議席から35議席を獲得する見通しです。
▽共産党は3議席から8議席を獲得する見通しです。
▽れいわ新選組は、2議席まで獲得する可能性があります。
▽減税日本・ゆうこく連合は3議席まで獲得する可能性があります。
▽参政党は選挙前から議席を増やし、5議席から14議席を獲得する見通しです。
▽日本保守党は1議席を獲得する可能性があります。
▽社民党は議席の獲得は難しい情勢です。
▽初めて衆議院選挙に臨んだチームみらいは、7議席から13議席を獲得する見通しです。
▽無所属の候補は3議席から8議席を獲得する見通しです。

◇選挙区(全国289 小選挙区)

▽自民党:213議席~257議席
▽中道改革連合:3議席~39議席
▽日本維新の会:17議席~22議席
▽国民民主党:5議席~12議席
▽共産党:1議席を獲得する可能性
▽れいわ新選組:議席の獲得は難しい情勢
▽減税日本・ゆうこく連合:2議席まで獲得する可能性

▽参政党、▽日本保守党、▽社民党、▽チームみらいは、いずれも小選挙区での議席の獲得は難しい情勢です。
▽無所属の候補:3議席~8議席を獲得する見通し。

◇比例代表(定員176)

▽自民党:61議席~87議席
▽中道改革連合:34議席~52議席
▽日本維新の会:11議席~16議席
▽国民民主党:13議席~23議席
▽共産党:3議席~7議席
▽れいわ新選組:2議席まで獲得する可能性
▽減税日本・ゆうこく連合:1議席を獲得する可能性
▽参政党:5議席~14議席
▽日本保守党:1議席を獲得する可能性
▽社民党:議席の獲得は難しい情勢
▽チームみらい:7議席~13議席

複数政党で比例名簿不足の可能性

今回の衆議院選挙の比例代表では、複数の政党で、名簿に載せた候補者が足りなくなり本来獲得できるはずだった議席数を下回る可能性が出ています。この場合、他の政党よりも得票が多くても、本来獲得できるはずだった議席は、他の政党に割りふられることになります。
例えば、小選挙区との重複立候補者が
▽政党が想定していたよりも多く小選挙区で当選したり
▽比例代表で当選するのに必要となる小選挙区の有効投票の10%を得られずに名簿から削除されたりして名簿が不足する可能性があります。

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【出口調査 結果】

全国の投票率 28.18%(19時半現在)前回比3.31ポイント↓

衆議院選挙の投票は、7日までに繰り上げ投票が行われた一部の地域を除いて全国4万4600か所余りの投票所で午前7時から始まり、午後8時で締め切られました。
総務省がまとめた全国の投票率は、午後7時半現在28.18%で、前回・おととしの選挙と比べ、3.31ポイント低くなっています。

各都道府県別の投票率は、最も高いのが静岡県で34.59%で、次いで大阪府の33.16%などとなっています。
最も低いのは鳥取県の14.04%で、次いで島根県の16.98%などとなっています。

期日前投票 2701万人余(有権者の約26%)

総務省は全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、今回の衆議院選挙の期日前投票の結果速報をまとめました。
それによりますと、期日前投票を済ませた人は、すべての有権者の26.10%にあたる2701万7098人で、前回・おととしの選挙より606万1648人増えました。全有権者に占める比率は5.93ポイント高くなっています。


「当選確実」の基本方針

「当選確実」は、各地の選挙管理委員会の発表とは別に、NHKが独自に判断してお伝えするものです。

NHKは、投票日の8日、全国4000か所余りの投票所で投票を終えた有権者およそ57万1000人を対象に出口調査を行い、59.7%にあたる34万人余りから回答を得ました。また、期日前投票の出口調査や情勢取材なども行っていて、これらを総合的に分析して「当選確実」を判定します。

このため、選挙管理委員会の公式発表がない段階や、開票率が低い段階でも、優勢だと見極められた場合には、「当選確実」と判断し、お伝えします。また、分析の結果、大差での当選が見込まれる場合には、開票が始まる前であっても、「当選確実」を打ち出すことにしています。