▽中国、高市首相への祝意は「恥」と台湾の総統を非難 国会答弁撤回も改めて要求<産経ニュース>2026/2/11 16:56

中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官(新華社=共同)
中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官(新華社=共同)

中国国務院(政府)台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は11日の記者会見で、台湾の頼清徳総統が高市早苗首相に示した衆院選での勝利に関する祝意について「日本が植民地時代に犯した重罪を顧みず、こびを売る姿勢は恥ずべきだ」と非難した。米欧のほか韓国を含むアジア各国が高市氏に祝意を示す中、中国は高市氏への批判を続けている。

朱氏は、熊本県の工場で先端半導体の生産を検討している台湾積体電路製造(TSMC)を巡り「(頼政権が)TSMCを日本にすり寄る道具に使い、台湾の産業の将来性を害している」と主張した。中国は頼政権が台湾独立を狙っているとみて敵視している。

朱氏はまた、台湾有事が存立危機事態になり得るとした高市氏の国会答弁の撤回を改めて日本に要求した。「台湾問題は非常に敏感だと十分に認識し、慎重に対処すべきだ」と重ねて訴えた。(共同)

▽9条に自衛隊明記は賛成81% 通称拡大63%、夫婦別姓24% 衆院選アンケート分析<産経ニュース>2026/2/11 18:09

共同通信社は11日、衆院選当選者(465人)のうち、立候補者アンケートに答えた403人の回答内容を分析した。憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正に「賛成」と答えたのは「どちらかといえば」を含め81・1%に上った。「反対」は「どちらかといえば」を含め9・4%。婚姻に伴う改姓に関して3択で聞いたところ「同姓を維持しつつ、通称使用の機会を拡大」63・8%、「選択的夫婦別姓を導入」24・8%、「現行制度を維持」7・4%となった。

消費税率に関する考えを3択で尋ねると、自民党当選者の36・7%が「現状を維持」と答えた。

衆院選では憲法9条改正に前向きな自民、日本維新の会が3分の2以上の議席を占めた。今後、国会での改憲論議の行方が焦点となる。緊急事態に備える条項を憲法に設ける改正については全体の83・4%が賛成派。反対派8・9%だった。

▽維新 吉村代表 高市首相からの閣内協力要請に応じる意向示す<NHK>2026年2月10日午後8時17分

日本維新の会の吉村代表は9日夜、高市総理大臣から正式に閣内協力の要請を受けたとしたうえで、応じる意向を示しました。一方、維新から閣僚を出す時期については、第2次高市内閣の発足に伴う人事ではなく、その先になるという認識を示しました。

衆議院選挙の結果を受けて、高市総理大臣と日本維新の会の吉村代表は9日、国会内で会談し、自民・維新両党の連立政権を維持していくことを確認しました。

吉村代表は10日、大阪市で記者団に対し、高市総理大臣から9日夜に電話があったことを明らかにし、「正式に『次の内閣の改造のときには、ぜひ閣内に入ってもらいたい』と要請があった。具体的なポストの話はなかったが、閣内においても責任と仕事を一緒にしてほしいという話だった」と述べました。

そのうえで「私自身も、連立政権のアクセル役になり、責任を持って政策を進めていく観点から、閣内に入るべきだと考えている。常任役員会で仲間の意見も聞いたうえで最終判断をしたい」と述べ、閣内協力の要請に応じる意向を示しました。

一方、閣僚を出す時期については、記者団から第2次高市内閣の発足に伴う人事になるのかと問われたのに対し「おそらくその先になるのではないか」と述べました。

維新 斎藤政調会長「吉村代表も腹を決め一緒にやっていこうと」

日本維新の会の斎藤政務調査会長は、BSーTBSの「報道1930」に出演し、「高市総理大臣から『維新との連立を大事にしている』という発言が繰り返されている。信頼が相当高まり、吉村代表も腹を決め一緒にやっていこうという気持ちになったのだろう」と述べました。

そのうえで「臨時国会では閣外協力だったが、意見を戦わせすべて合意してから閣議決定していた。それなら閣内に入って最初から全部一緒にやった方がいいと思うし、政策も進むと思う」と述べました。