▽特別国会が召集、大幅に遅れる予算案審議に木原官房長官「1日でも早く成立」…会期は7月17日まで<読売新聞オンライン>2026/02/18 11:44

高市首相

 衆院選を受けた第221特別国会が18日、召集された。高市首相は午後の衆参両院の本会議で、第105代首相に選出される。首相は同日夜に第2次高市内閣を発足させ、全閣僚を再任する方針だ。政府は、衆院解散・総選挙の影響で審議入りが遅れている2026年度予算案の早期成立を目指す。

高市首相

 高市内閣は18日午前の臨時閣議で総辞職した。午後の衆院本会議では、首相指名選挙に先立ち、議長に自民党の森英介氏、副議長に中道改革連合の石井啓一氏を選出する。

 首相は、衆参両院の本会議で指名された後、日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)と会談し、連立政権の維持を確認した上で、首相官邸に組閣本部を設置する。昨年10月の第1次内閣発足から時間がたっていないほか、政策の継続性を重視する観点から全閣僚を続投させる。維新からの閣僚起用は見送る方針だ。

 首相は、皇居での首相親任式、閣僚認証式を経て、首相官邸で記者会見し、同日夜、初閣議に臨む予定だ。

 1月23日召集の通常国会冒頭で衆院が解散されたため、26年度予算案の審議入りは例年に比べて大幅に遅れている。首相は記者会見で早期成立に全力を挙げる考えを示す見通しだ。衆院選で歴史的大勝を収めたことを踏まえ、首相が掲げる「責任ある積極財政」の推進や憲法改正に向けた思いなども改めて説明するとみられる。

 木原官房長官は18日午前の記者会見で、「26年度予算について一日でも早く成立させていただくよう、国会での審議に誠実に対応していきたい」と強調した。

 特別国会の会期は、7月17日までの150日間。2月20日に首相の施政方針演説など政府4演説を行う。24~26日に各党の代表質問が衆参両院で行われた後、27日にも衆院予算委員会で予算案が実質審議入りする見込みだ。