• 1月の鉱工業生産指数は前月比0.7%上昇-市場予想は0.4%上昇
  • 製造業生産指数は前月比0.6%上昇-25年2月以来の大幅な伸び
米製造ライン(オハイオ州)
米製造ライン(オハイオ州)Photographer: Dane Rhys/Bloomberg

Mark Niquette

1月の米鉱工業生産指数は、約1年ぶりの大幅な伸びとなった。公益事業と製造業の生産が堅調に増加したことが押し上げ要因となった。

キーポイント
鉱工業生産指数は前月比0.7%上昇
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想は0.4%上昇
前月は0.2%上昇(速報値0.4%上昇)に下方修正

  鉱工業生産全体の4分の3を占める製造業の生産指数は、前月比で0.6%上昇し、2025年2月以来の大幅な伸びとなった。上昇は幅広い分野に及び、設備投資向け機器や消費財の生産が力強く伸びた。

  製造業生産の伸びは、建設資材などの生産持ち直しも反映しており、製造業回復の兆しをさらに裏付けた。トランプ政権の通商政策を巡る不確実性が薄れ始めるなか、企業は有利な税制措置を活用し、設備投資計画を進めている可能性がある。

  業種別ではコンピューター・電子製品、機械、自動車の生産が増加。非耐久財の生産も伸びた。

  同統計とは別に発表された昨年12月の米企業向け設備機器の受注は、予想を上回る増加となった。年末にかけて設備投資が堅調だったことを示唆している。

関連記事:米コア資本財の受注、12月は予想上回る伸び-耐久財受注は減少

  公益事業の生産は2.1%上昇。一方、鉱業およびエネルギー掘削は減少した。北極圏からの寒気が米国の広い地域を覆い、南部に厳しい寒波をもたらした。一方で、米国の西側3分の1の地域では気温が平年を大きく上回った。

  製造業の設備稼働率は75.6%に上昇し、昨年9月以来の高水準となった。鉱工業全体の稼働率も上昇した。

  統計の詳細はをご覧ください。

原題:US Industrial Production Increases by Most in Nearly a Year (1)(抜粋)