自民党が衆院議員定数削減の法案に関してまとめた方針案が判明した。法施行から1年以内に与野党の協議で結論が得られない場合、現行の定数(465)から比例選の議席を45削減する。9日に政治制度改革本部で示し、党内の意見集約を進める。

 方針案は「基本的な考え方」と題し、与野党でつくる「衆院選挙制度に関する協議会」で選挙制度改革と定数削減を検討するとした。その上で1年以内に結論が出なければ、「比例代表選出議員の定数を176人から45人削減して131人とする」と明記した。削減後の比例選の各ブロックの定数は2025年国勢調査に基づき、人口比を重視する「アダムズ方式」で配分する。

 高市首相(自民総裁)は鈴木幹事長に対し、比例選の議席のみで1割減らす案で意見集約するよう指示しており、同本部が方針の整理を進めていた。