▽米国市場は休場
▽欧州市場サマリー(19日)<ロイター日本語版>2026年6月20日午前 2:19 GMT+9
<外為市場>ドルが大半の主要通貨に対して堅調に推移した。円は対ドルで約2年ぶりの安値水準となり、40年ぶりの安値が視野に入った。
ドル/円はこの日は161.3円と前日比横ばいだった。18日遅くには一時1ドル=161.8円まで上昇し、2024年7月に付けた161.96円に迫った。これを超えれば、円は1986年以来約40年ぶりの安値を付けることとなる。
市場参加者は日本当局の介入を引き続き警戒している。
ドルは今週、主要通貨バスケットに対して1%上昇し、13カ月ぶりの高値を付けた。17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が示した見通しで、当局者19人中9人が年末までに利上げを予想していることが明らかになった。
ドルは早い時間帯に欧州主要通貨に対しても上昇したが、欧州の午前半ばにはその動きが弱まり始めた。
ユーロは一時1ユーロ=1.1418ドルと3カ月ぶりの安値を付けた後、1.1464ドルとわずかに上昇した。
ポンドは一時2カ月超ぶりの安値となる1ポンド=1.3164ドルを付けたが、その後1.322ドルと前日比0.1%高となった。
スイスフランは軟調。ユーロは対スイスフランで0.39%高の0.9254フランだった。ドルは対スイスフランで0.8091フランと2025年11月以来の高値を付け、その後0.35%高で推移した。
<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。スイスで同日に予定されていた米国とイランの協議が開催されないこととなり、リスク選好心理を冷やした。国内政治を巡る不透明感も重しとなり、大型株指数、中型株指数ともに週間ベースで下げた。
FTSE100指数(.FTSE), opens new tabは週間では1%安と、5月初旬以来最大の週間下落率となった。FTSE250中型株指数(.FTMC), opens new tabは0.6%下落し、週間では0.5%安だった。
鉱業株が指数を押し下げた。アングロ・アメリカン(AAL.L), opens new tabとリオティント(RIO.L), opens new tabがそれぞれ2.6%下落、グレンコア(GLEN.L), opens new tabも1.6%安となった。貴金属採掘大手のフレスニロ(FRES.L), opens new tabは約4.6%下げた。
イングランド北西部メイカーフィールドで行われた英議会下院の補欠選挙で、労働党のグレーターマンチェスター市長アンディ・バーナム氏(56)が勝利した。スターマー首相の退陣を求める動きが本格化し、新たな政治的不安定要因となる可能性が出てきた。 もっと見る
一方、エネルギー株が相場を下支えした。原油価格の上昇を背景に、BP(BP.L), opens new tabが2.8%上昇、シェル(SHEL.L), opens new tabは1.1%上昇した。
ロンドン株式市場:
<欧州株式市場> 反落。金属価格の下落を背景に鉱業株が売られ、下げを主導した。また、19日にスイスで予定されていた米国とイランの協議が中止され、新たな不確実性が生じる中、投資家は中東情勢を巡り慎重姿勢を維持した。
STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tabは0.2%安で終了。ただ、今週は連日で終値で最高値を更新していたこともあり、週足では0.4%上昇した。
鉱業株(.SXPP), opens new tabは2.1%安。とりわけアントファガスタ(ANTO.L), opens new tabとパン・アフリカン・リソーシズ(PAFR.L), opens new tabの下げが目立った。
原油価格の上昇に追随し、エネルギー関連株(.SXEP), opens new tabは1.3%高。一方、旅行・レジャー関連株(.SXTP), opens new tabは押し下げられ、0.9%安。
オランダの半導体製造装置大手ASML(ASML.AS), opens new tabは1.1%安。同社の最先端装置である極端紫外線(EUV)露光装置を巡り、中国に渡った可能性があるとして米政府が懸念を示したという報道を否定した。
欧州株式市場:
<ユーロ圏債券> 域内国債利回りが上昇した。スイスで予定されていた米・イランの協議が急遽取りやめとなり原油価格が小幅に上昇したことや、欧州中央銀行(ECB)当局者のインフレを巡るタカ派的な発言が材料となった。
スイス外務省は19日、中部ビュルゲンシュトックで同日に予定されていた米国とイランの協議は開催されないと発表。声明で、協議を引き続き仲介する用意がありビュルゲンシュトックでの関連作業は継続していると説明した。
また、米イランの和平交渉を巡り、ECB政策理事会メンバーのピエール ・ウンシュ氏はロイターに対し、暫定的な和平合意があったとしても、エネルギー以外の分野にもインフレが拡大している証拠がさらに確認されれば、ECBは早ければ来月にも追加利上げを実施する可能性があるとの見方を示した。
この発言は利回りの上昇圧力となり、ECBの政策金利見通しに敏感な独2年債利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇の2.64%となった。
ユーロ圏の指標金利であるドイツの10年債利回りは6bp上昇の2.987%。
イタリア10年債利回りは7bp上昇の3.71%。17日には一時3.619%と、3カ月ぶりの低水準を付けていた。

[ロンドン/シンガポール 19日 ロイター] – 欧州外為市場では、ドルが大半の主要通貨に対して堅調に推移した。円は対ドルで約2年ぶりの安値水準となり、40年ぶりの安値が視野に入った。
ドル/円はこの日は161.3円と前日比横ばいだった。18日遅くには一時1ドル=161.8円まで上昇し、2024年7月に付けた161.96円に迫った。これを超えれば、円は1986年以来約40年ぶりの安値を付けることとなる。
市場参加者は日本当局の介入を引き続き警戒している。
ドルは今週、主要通貨バスケットに対して1%上昇し、13カ月ぶりの高値を付けた。17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が示した見通しで、当局者19人中9人が年末までに利上げを予想していることが明らかになった。
INGの通貨ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は「短期的には、FRB後の楽観ムードでドル高がもう少し続く可能性がある。市場は強い経済指標が出れば12月までに2回の利上げを完全に織り込みたがるだろう」と指摘した。また、ドル/円について「すでに介入領域に深く入り込んでいる。きょう介入がなければ、ドル高地合いを踏まえると投機筋が162─163円に向けて押し上げる余地が残る」と述べた。
ドルは早い時間帯に欧州主要通貨に対しても上昇したが、欧州の午前半ばにはその動きが弱まり始めた。
ユーロは一時1ユーロ=1.1418ドルと3カ月ぶりの安値を付けた後、1.1464ドルとわずかに上昇した。
ポンドは一時2カ月超ぶりの安値となる1ポンド=1.3164ドルを付けたが、その後1.322ドルと前日比0.1%高となった。
スイスフランは軟調。ユーロは対スイスフランで0.39%高の0.9254フランだった。ドルは対スイスフランで0.8091フランと2025年11月以来の高値を付け、その後0.35%高で推移した。
| <為替> | 欧州終盤 | アジア市場終盤 | コード |
| ユーロ/ドル | 1.1469 | 1.1446 | |
| ドル/円 | 161.36 | 161.30 | |
| ユーロ/円 | 185.08 | 184.65 |