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タグ : 金融政策

ジャーナル(7日)、賃金と物価の好循環実現の鍵は企業の「稼ぐ力」、まるで評論家・植田日銀総裁

日銀の植田和男総裁がきのう、名古屋市で開かれた金融経済懇談会で講演した。ロイターがその内容を詳しくフォローしている。同総裁は日銀が掲げている2%の物価目標の持続的・安定的な実現について、「十分な確度を持って見通せる状況に …

ジャーナル(28日)、米国の「労働市場逼迫」は本当か?

FRBが11月の公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.25%引き上げるのではないかとの感想が強まっている。こうした観測に冷水をかけるような記事をブルーンバーグ(BB)がきょうの未明に配信した。「『ゴースト求人』が増え …

ジャーナル(28日)、ざわつく金融市場、決定会合YCC緩和議論と日経報道、サプライズ回避の思惑か?

今週は米国、ECB、日銀と主要中央銀行の金融政策決定会合が相次いで開かれ、さながら金融政策のゴールデンウィークともいうべき状況になった。25日に終了したFOMCでは2会合ぶりに政策金利が0.25%、27日のECB理事会で …

ジャーナル(27日)、まったく新しい経済が始まっている、米国の謎?

米連邦準備理事会は26日公開市場委員会(FOMC)を開き、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、5.25─5.50%とした。6月会合ではいったん利上げを停止しており、2会合ぶりの政策金利の …

ジャーナル(20日)、近づく植田日銀総裁の「賞味期限切れ」、同じ穴の狢か

日銀は15日、16日に開催した金融政策決定会合で現状の異次元緩和を無条件で継続することを決めた。植田総裁にとっては4月の就任以来2回目の決定会合。この間ほぼ3カ月が経過した。日本経済は注目されたベアが大幅に上昇したものの …

ジャーナル(1日)、金利を上げれば日本経済は良くなる、日銀の「インフレ期待」見通しに“変化の兆し”

米下院で債務上限を2年間凍結する法案が可決された。市場を覆っていた懸念材料が解消に向かった途端、日本の株価が下落に転じた。ウクライナ戦争をめぐって様々な情報が飛び交っている。モスクワ上空にドローンが大量に飛来してプーチン …

ジャーナル(24日)、植田日銀を直撃、清滝教授の“目から鱗”の早期緩和解除論

植田日銀総裁の異次元緩和継続路線が既定路線化しはじめているなかで、プリンストン大学の清滝信宏教授がこれに真正面から“待った”をかけた。衝撃の発言が飛び出したのは5月15日に実施された経済財政諮問会議。同教授は「インフレ率 …

ジャーナル(2日)、F R Bの破綻処理で金融不安終了というが・・・

米国の中堅銀行であるファースト・リパブリック・バンク(F R B)が破綻した。ロイターによると米カリフォルニア州の金融当局は1日F R Bを公的管理下に置き、資産をJPモルガン・チェース銀行に売却すると発表した。これによ …

ジャーナル(11日)、植田日銀新総裁、地味にスタート、金融政策修正の行方

日銀の植田和男新総裁の就任記者会見が昨日行われた。一夜明けて驚いた。マスメディアの扱いはいたって地味。それもそのはず、黒田前総裁が10年間続けた異次元緩和の修正が期待されていたのに、新総裁が会見で強調したのはひと言で言え …

ジャーナル(28日)、ファースト・シチズン・バンクがSVB買収、金融不安は収束するか

金融不安の引き金となったSVB(シリコンバレー・バンク)の破綻。破綻から約二週間で同行の新しい買い手が決まった。米国の中堅金融機関、日本流に言えば地銀に相当するファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ傘下のファースト・シ …

ジャーナル(24日)、金融破綻に潜む“矛盾”、ビットコイン急反発

SVB、シグネチャー銀行、クレディ・スイス銀行(CS)と相次いだ金融破綻。世界を覆っていた暗雲が徐々に取り除かれようとしている中で、金融を取り巻く新たな問題が浮上し始めている。銀行預金は全額保護すべきか、CSが価値ゼロと …

ジャーナル(17日)、クレディ・スイスってどんな銀行?

今週は一週間を通しして金融波乱にお付き合いしたことになる。きのうWBCの準々決勝をテレビで観戦、日本がイタリアを大差で下し準決勝進出を決めた。ベスト4が戦う舞台は米国フロリダ。共和党の有力大統領候補と見られているデサント …

ジャーナル(16日)、スイス中銀、クレディ・スイスに最大5000億sf融資へ

SVBの破綻は米金融当局の迅速な波及防止対策によって最悪の事態を回避した、と昨日この欄で書いたばかりだ。一夜明けて今朝ニュースを見たら、スイスの金融大手クレディ・スイス(CS)の株価が暴落、世界中の金融当局が情報収集と対 …

ジャーナル(15日)、預金保護でSVBの連鎖倒産は封じ込めたが、別の問題も

シリコンバレーバンク(SVB)にシグネチャー・バンク、二つの銀行破綻は米財務省やF R B、金融機関などの波及防止対策が奏功。どうやら連鎖的な破綻拡大やシステミックリスクの封じ込めには成功したようだ。とはいえ、堅調な米国 …

ジャーナル(2日)、日銀の「債券市場サーベイ」調査の意味するもの

日銀がきのう発表した「債券市場サーベイ」(2月調査)によると、債券市場の機能度に対する市場参加者の見方を示す機能度判断DIはマイナス64に悪化した。前回11月調査(マイナス51)からさらに後退し、調査を開始した2015年 …

ジャーナル(27日)、本当に必要な「非伝統的金融政策」

植田日銀総裁候補ならびに副総裁候補2人の所信聴取は24日に衆院で、27日と28日には参院で実施される。衆院での聴取は想定通りの内容で、特段のサプライズはなかった。とはいえ、新総裁のもとで日本の金融政策が正常化に向けて歩み …

ジャーナル(13日)、難航が一転してサプライズに、日銀総裁人事

日銀の新総裁に経済学者の植田和男氏が就任することが固まった。政府は14日に国会に副総裁2人を含めた新しい日銀の幹部人事を報告、承認を受ける段取り。植田氏の就任は意外感を持って受け止められている。マスメディアの事前の報道に …

ジャーナル(25日)、日銀と市場の「誤解」が象徴する日本の孤立

表題はブルームバーグのコラムニスト、リーディー・ガロウド氏の手になるコラムのタイトルだ。サブタイトルには「日本の地政学的重要性が高まる中でコミュニケーションギャップが拡大」とある。このコラムを読んで影響力のある政治家や政 …

ジャーナル(19日)、「日銀の全面降伏」不可避か-政策修正見越し投資家容赦ない圧力

今日のタイトルは、きのう日銀が開催した「金融政策決定会合」に関するブルームバーグの記事の見出しだ。日本のメディアではほとんどお目にかかれない過激な表現。個人的にはこれが事実だという気がする。批判を一心に浴びる、これも次期 …

ジャーナル(18日)、珍しく世界の注目の的、日銀の金融政策決定会合

日銀の金融政策決定会合の結果を、世界の金融市場関係者が固唾を飲んで見守っている。ゼロ金利政策の継続と、決まり切った金融緩和政策の説明で、このところ日銀の金融政策決定会合に注目が集まることはなかった。前回会合ではYCCの国 …

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