- 1日、和歌山県太地町でイルカなどの小型鯨類の追い込み漁が解禁された
- ブラジルでは市民約25人が日本総領事館前などで、イルカ漁の抗議デモを開催
- 「日本は(漁を)やめろ」「恥を知れ」と書いたプラカードを掲げて行進した
太地町イルカ漁反対でデモ=「もはや伝統的漁ではない」-ブラジル
時事通信社
【サンパウロ時事】和歌山県太地町でイルカなどの小型鯨類の追い込み漁が解禁された1日、世界各地で漁に反対する市民団体による抗議デモが行われた。
ブラジル・サンパウロでは市民約25人が日本総領事館前などで、日本側にイルカ漁を禁じるよう求めた。
デモ参加者らは「日本は(漁を)やめろ」「恥を知れ」などと書かれたプラカードを掲げて行進。主催者のマリア・モレテさんは漁のやり方が残酷だと強調した上で、「漁師側はイルカ漁を日本の伝統や文化と主張するが、船や漁具は昔とは比べものにならないほど進化している。今の漁は伝統的とは言えない」と主張した。