• 2度目の米朝首脳会談提案、アルタバはヤフー・ジャパン全株売却
  • 英国とEUは8週間内に合意も、JPモルガンがヘッジファンド強化

北朝鮮の非核化に向けて金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領が2度目の会談に臨む可能性が出てきました。英国の欧州連合(EU)離脱を巡っては、新たな国民投票を求める声が上がる一方、交渉ではEU側から一段と楽観的な発言が出ています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

2度目の会談

トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長から「非常に真心のこもった、前向きな親書」を受け取ったと、サンダース米報道官が記者会見で明らかにした。金委員長は2度目の米朝首脳会談を望んでいるという。同報道官は会談に向け「すでに調整段階に入っている」と述べた。

8週間以内

英国の欧州連合(EU)離脱交渉でEUの首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏は、英国の秩序だった離脱に関して11月初めまでの8週間以内に合意に至ることは「現実的」で「可能」だと述べ、あらためて楽観的な見通しを示した。発言を受けてポンドは上昇した。一方、英国の労働組合の連合体組織は離脱合意が労働者の要求を満たさない場合、国民投票のやり直しを求めることを採決した。

全保有株の売却

米ヤフーからの社名変更で誕生した持ち株会社のアルタバは、保有するヤフー・ジャパンの全株式を売却する計画で、約43億ドル(約4800億円)を調達する。ブルームバーグが入手した売却に関する資料によると、同社は当初7億5000万株を売却して約25億ドルを調達する計画だったが、13億6000万株の全株売却に規模を拡大した。

ヘッジファンド強化

米銀JPモルガン・チェースは、ヘッジファンド投資チームを強化する。同行は、市場のボラティリティーが寄与しヘッジファンドへの資産配分が増えると見込んでいる。米州投資スペシャリストチームのヘッジファンドソリューション責任者としてリネット・ファーガソン氏を採用。またロンドン在勤のカリム・レグエル氏が同チームの世界責任者に昇進した。

両陣営が勝利宣言

9日実施されたスウェーデン総選挙では、与党社会民主労働党などの中道左派連合と野党の中道右派連合の両方が勝利を宣言した。結果はまだ判明しておらず、数週間ではなくとも数日かかる可能性が高い。

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